第8話 扉はノックをしてから開けよう
時は流れ授業が終わり放課後となった。
俺は直ぐに
「
「おう、それじゃあ行こうか。で、運動部と文化部どちらから回る?」
俺は考える。
俺は運動が苦手だから運動部はないだろう。
だけどせっかく高校に入ったのだからどんな部活があるかだけでも見といた方がいいかなと思い返事をする。
「そうだな、たぶん俺は最終的には文化部に入ると思うから可能性の薄い運動部から行こうか」
俺達は教室から出ると見知った女子が目の前に立っている事に気づく。
「
「あっりょう…
おいおい、今俺の事を二人でいる時のように名前で呼ぼうとしただろう。まあここには
「今から部活見学行くからよかったら一緒にどうかなと思って」
「あいいぜ、問題ないよな
まあ、3人でも特に問題ないかと思いおれは
「ああ、それじゃあ行こうか」
俺達3人は予定通りに運動部から回る事にした。
「
俺は歩きながら話をする。
「ああ、俺春休みから既にサッカー部に顔を出していて、もう入部届出してあるんだ」
「流石
「エースは中学までだよ。高校じゃあ
「いやいや
「おう!期待に答えられるようにがんばるわ」
俺と
俺達は野球部から陸上と見て隅でパフォーマンスをしているサッカー部の所に来た所で
「おう
「あっ先輩」
「今よぉ新一年生相手にパフォーマンスしてるからお前も参加しないか?先輩達へのアピールにもなるぞ」
「あっ参加させて下さい」
「わりぃ
俺はまあしょうがないなと思い
「わかった、じゃあな」
俺は
そして俺は
「まあ、そうゆう事だから二人で文化部行こうか」
「うん!行こっか」
「そう言えば
「私は…
俺は
だけど、見れば見るほど…可愛いじゃねぇーか。
こんなに
中学の頃とそんなには変わっていないと思ったけど…あー考えれば考えるほど照れて来る。
こうゆう時は昔の事を思い出して対処しよう。
あっそう言えば
「
すると
「
「ち、違う!そうゆう意味で言ったんじゃない」
俺は両手振りながらアピールする。
「じゃあ、どうゆう意味で言ったの?」
「いやいや、
俺は最後の方歯切れ悪く
「
俺みたいなウジウジした奴が幼なじみでお隣通しでゴメンな
もっとイケメンでユーモアある奴だったらもっと
でも
なら俺はそれに答えないと男じゃないよな。
「ゴメンわるかったよ。本当は俺も
俺は左手で頬を少しかきながら
「そっそうだったんだ
「ああ、そうだな。照れないように努力するよ」
「うんうん、努力してね。それじゃあ文化部行こうか」
そして俺と
*
俺と
英語研究会、映像部などなどいろんな部活があった。
だけど俺の心に響く部活はまだなかった。
そんな時一つの部活が俺の目に入って来た。
これこそが俺が求めていた部活だ。
俺は勢いよくその部活の扉を開けた。
そう、俺はノックをせずいきなり扉を開けた。
そして俺の目に飛び込んで来たのは上下赤色のビキニの水着を付けた女子の姿だった。
俺は不覚にもその赤いビキニを付けた女子をガン見してしまった。
すらりと伸びた足、引き締まっていてプリッとした尻、くびれた腰、そそる背中、そして大き過ぎず小さ過ぎずツンと上を向いた豊かな胸。
そして可愛い顔に理想のポニーテールヘアー。
うぉー女神降臨!
俺は扉を開けたまま固まってガン見していると、奥からメガネを掛けた制服を着た男子が声を掛けて来た。
「もしかして部活見学かな?」
俺は返事もせずにただただ頭をカクカク上下するだけだった。
俺は頭をカクカクさせながら背中に殺気を感じそっと後ろを振り返る。
そこには小6からの親友でお隣さんでいつもはとてもやさしい
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