自分の幸せ、他人の幸せ
私は、他人の幸せは自分の幸せです。
ですが、自分の幸せが他人の幸せとは限りません。
「人間は、他人の幸せを邪魔しながら生きていくものである。」
今回は、このことについてです。
自分自身の行動を起こすにあたって、他人にどう影響を及ぼすのか、テレパシーでもない限り判るはずがありません。
ましてや、自分の幸せが他人の不幸になることが確約されるものがあります。競走や試合など、順位や勝敗をつけられるもの。自分が一番なら他人は一番にはなれず、自分が勝てば相手となる他人は必ず負ける。自分が正義になって仕舞えば、相手となる他人は必ず悪になってしまう…。
私自身のなかで、他人の涙が怖いと言う感情やエゴのようなものがあるのでしょうか。そのような他人の救われない自分の幸せがあるように思えて、苦しくなるような気がする時があります。きっと、これは私自身が苦しみたくないだけのエゴに過ぎないと自身で考えてはいるのですが、他人が苦しんでるのを私は救えないのかと思うと、どうも生活に嫌気がさしてくるような気分になります。
私は、他人の幸せは自分の幸せなのかもしれません。加えて、他人の苦しみは自分の苦しみなのでしょう。
では、他人の方は、自分が幸せや不幸を味わった時、どう思うのでしょう。
自分の不幸が他人の幸せになるのなら、私は不幸でい続けるべきなのかもしれません。
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