昭和96年葉月7日 本土最終決戦の日
伍輪の大戦も大詰めとなる。
すでに勲章を確定している日ノ本軍は、この勲章を金にしようと本土最終決戦に挑む。
相手は一度倒している米利堅国軍である。
この戦い、勝てば金勲章となる重要な一戦であるが13年前の伍輪大戦の借りを返す一戦となり強いて言えば76年前の借りを返す一戦にもなりえる戦いでもあった。
序盤より日ノ本軍は森の下ゲリラ作戦により米利堅国軍を翻弄する。
米利堅国軍の指揮官はソ連ことソフトバンク資本主義共和国連邦に駐留しているマルちゃんであった。
実質ソ連軍だとわかると今年のソ連軍にはめっぽう強い神宮スワロー帝国の村上水軍が3の刻に号砲を放ち戦局を優位にする。
6の刻、森の下ゲリラ作戦の展開を終了し死霊使い(ネクロマンサー)センガーが指揮を執ることになる。
本土決戦決戦の大詰めともなると照準が定まり難くなるが気合いで押し通したのだった。
7の刻にはもくもく作戦を展開、煙玉の使い手伊藤は相手米利堅国軍の士気を下げる強メンタルで乗りきるのだか、8の刻大須亭タイラーを進軍させてしまう事態が起きるが、獣人国の岩使いの一人岩崎により米利堅国軍の進路を塞ぎ乗りきることに成功する。
その裏ではマンハッタンポリスマクガフとヤマダのサポートが衝突、魔族ヨシュア・マサタカの幻術も相成ってヤマダの特攻作戦は成功、優勢は更に強度が増す。
9の刻、最終決戦中の最終決戦であるこの大事な舞台に栗林中将とは因果とは恐ろしい。
一、戦局ハ最後ノ関頭ニ直面セリ
二、兵団ハ本七日夜、総攻撃ヲ決行シ敵ヲ撃摧セントス
三、各部隊ハ本夜三ノ刻ト八ノ刻ヲ期シ各方面ノ敵ヲ攻撃、最後ノ一兵トナルモ飽ク迄決死敢闘スベシ 大君テ顧ミルヲ許サズ
四、予ハ常ニ諸子ノ九ノ刻ニ在リ
栗林中将は、この最終決戦の舞台に見事な守護を魅せて日ノ本軍に金の勲章をもたらしたのであった。
此により伍輪の大戦は終結となる、日ノ本軍は解散しまたセ界大戦とパ諸国覇権争いに戻るのであった。
伍輪の大戦日ノ本軍戦記 コトボシ チェリバー @codyleon
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