伍輪の大戦日ノ本軍戦記

昭和96年文月25日 大読売帝国との強化演習の日

　強化演習と言えどラクテンラリアに大敗してしまった日ノ本軍。

　本日は大読売帝国相手の強化演習である。

　日ノ本軍を指揮するのは予想家田中である。

　この予想家田中はかつて北京の地で行われた戦で見事な指揮を魅せた猛者である。

　一方、大読売帝国軍、愛戦士直江が日ノ本軍の相手をすることになった。

　序盤、魔族ヨシュア・マサタカの犠牲を伴う闇魔法により日ノ本軍は優勢となる。

予想家田中もアイビスサマーダッシュの如く電光石火で大読売帝国の軍勢を抑え込む見事な守護を魅せて後続に後を託した。

　大読売帝国は６の刻、龍騎士平内に指揮を執らせたが、フレイムナイト浅村、もののふギータ、菊池忍軍の猛攻を受けてしまう始末。

　７の刻には復興を任された今村大臣を魔族ヨシュア・マサタカが心を折る闇魔術で翻弄し、最後は硫黄島の決戦にて演習が終了。

　本戦に向けて勢い付く勝利であった。