第11話時点でのウンチク

「うっす!

 ステュティラちゃんよ!」

「はっ、初めまして。

 エステルです」


「今回は連絡事項。

 アタシが連絡してやるのよ。

 感謝してよね」

「ステュティラちゃん~!

 態度が大き過ぎるよ」


「いいの、いいの。

 どうせ番外編よ。

 マジメに読んでる人なんかいないって」

「そうかな~」


「んじゃ、任せたわよ、エステル」

「え、えええ、なんで?!

 ステュティラちゃんがやるって言ったんじゃ……」



「ええと、第一部『砂の国の黒猫』、第二部『河で遊ぶ黒猫』と一つの大きな話をやって来ました。

今回第三部『黒猫の日々』は短編集風にお送りするそうです」


「そして今まで語り部は基本『みゃー』こと『わたし』さんだったんですが、なんと今回別視点でもお送りします!」


「『護衛団見習いの日々』はわたしエステルが主役?!

 そうなの?!

 今初めて聞いたっ!

 え、えっ、ええ、ムリだよ、そんなの。

 もう決まっちゃった事!

 ……くすん」


「ダイジョブ、ダイジョブ。

 エステルの次はアタシだって言うし。

 テキトーにやんなさいよ。

 テキトー」

「ステュティラちゃん~。

 その度胸が羨ましいな。

 ええと、とりあえず気を取り直して」


「次回『護衛団見習いの日々』

 エステル視点でお送りする新作です。

 普段エステルが何を考えてるのか、ついに明かされる!」


「……なにそれ、そんな気ありません。

 主役はやりますけど、わたしのプライベートはアクマでプライベートですから」


「そんで次アタシね。

 ステュティラちゃん主役でお送りする『道場主の子供の日々』!

 好き勝手に暴れてやるわ」


「ステュティラちゃん、今気がついたんだけど……」

「なによ、エステル?」


「ウンチクなのにウンチクを全然語って無いよ」

「そんなのどーでもいーの。

 今回は予告だったのよ。

 どーせウンチクなんて誰も読んでないって」


「そんな事は無いと思うけどな」

「アタシは読み飛ばしてるわよ」


「ステュティラちゃん~

 ……ステュティラちゃんは元々文章自体読まないから……」


「以上ね、じゃあ次回お楽しみに」

「待って、待って、まだ連絡が有るの。

 作者の投稿としては『くろねこ教授のタワゴト』を挟みます。

 だから『くろねこ男爵の冒険』は明日はお休み。

 明後日からまた毎日投稿ね」


「なんだよ、コレだって休みみたいなモンでしょ」

「そんなコト無いよ。

 作者的にはそれなりにタイヘンなんだって。

 ……多分」


「ホントかしら~。

 ま、いいや。

 んじゃ、アタシの主役回楽しみに」

「ではよろしくお願いします。

 またお会いしましょう」

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