応援コメント

第102話 閑話(メロンとミライの誕生日)」への応援コメント

  • どこまで失っても「自分」なのか。心は分割できるのか。
    かなり哲学的な領域の話で、とても興味深いです。

    あなたにもう一度会いたいからと、死者の記憶を人形に移す。
    業の深さと、愛の深さは、表裏一体だなと思いました。

    作者からの返信

    竹部 月子様、コメントありがとうございます!

    テセウスの船や沼男的な考察ですね。
    昨日の自分と今の自分は果たして同一の存在なのか、とかね。
    記憶は脳以外の臓器でも蓄積されるなんて話もあり、気軽に臓器提供もできないなぁと悩んでいます。

    大切な人の生が失われる際、思考や記憶を残せるとしたら、どうするのが正解なのでしょうね。

  • 複製ばかりのハーレム、面白いですね。本来の「家系存続」を目的としない享楽的なハーレムなら、理想的な個体とバラエティとどちらを重視するのか、興味深いところです。

    作者からの返信

    上田 直巳様、コメントありがとうございます!

    複製元が同一人物なので、未来は違和感を覚え、AIのキーノはキョウを想う存在が増えれば良いと考える。人であれば、例え自分の複製体でも想い人には触れてほしくないと思う。
    自分そっくりな「沼男」の存在は、思考単位が別である以上、同一視できない。
    AIと人の違いを明確にするエピソードでした。

  • メロンとミライ。
    脳だけになったミライは、本当にキョウへの思いに見切りをつけているのでしょうか。
    なんだか、物悲しい気持ちにさせられますね……

    作者からの返信

    卯月ましろ様、コメントありがとうございます!

    もし自分が思念するだけの存在になった時、好きな人を想う資格があると思えるのでしょうか……。
    やはり同じ立場になりたいと思う?
    キョウがメロンの為に人間を求めた様に。