第5話 Fear
あれから、後悔の二文字が頭に浮かび続けていた。恋は
「電話越しだったけど相当きょどってたぞお前。不審者だぞ不審者。」
その通りとしか言えない。状況が状況なら通報されててもおかしくなかったと思う。少なくとも彼女の受けた印象はいいものではなかっただろう。
「うるせえよ…」
いくらでも正論が頭の中で俺を
一方で、たかが一人の人間関係にここまで神経質になれる自分にある意味感心していた。他人に対して、ここまで熱くなれる自分に驚いた。所詮、人間である以前に動物でしかないということの裏返しでもあるわけだが。
「まぁ初心な感じがして人によっては
「次を探せと?」
「知らね、好きにすれば。」
投げやりな態度に少し
「ちっ、
独り言のように漏らして、ベッドに身を投げた。
Cup of ... Inertia @Into-never-ever
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