「3」
……こんばんは。
ごめんね。少し元気が出ないの。
みんな、夜になると深く考えすぎちゃうことってよくあるよね。
その勢いで、自分を責めすぎちゃうこともある。
そんな風に責めすぎちゃうと、気が付いたら自分が傷ついてるんだよ。
身体も、心も。
それで元気が出ないの。ごめんね。
話をする気にもなれないし、昔の話をするのもつらくなるから……。
だから今日は、今の話をするね。
自分は、今中学三年生だって話をしたでしょ?
受験生だし、進路についても、人間関係についても悩むことがたくさんある時期。
そんな時期なのに、自分はネットに浸ってばっかり。
いや、逆にこんな時期だから、かな?
精神が安定しなくって、ネットに逃げてるの。
誰かが助けてくれるわけでも、慰めてくれるわけでもないけど、ネットに浸っているのは楽しいから。
何も考えていなくていい。現実から逃げていられる。
だけど、こうして小説の中にいるときは違う。
どうしても自分自身と向き合わなきゃいけない。
ネットの中にいるはずなのに、現実を見ているの。
だから、少し昔の話ができなくて。ごめんね。
誰も待っていないとは思うけど、一応謝っておく。
こうしてキーボードに向かっていても、なんだか燃え尽きたみたいにやる気が出なくなる。
頭が回らなくて、こんな文しか打てなくて。
ああ、ごめんね。今はだめみたい。少し落ち着かせて。
それから話をするから。ごめんなさい。
落ち着いてきたから、話の続きをしてもいいかな。
うん、大丈夫。話をしなきゃいけない気がしてくるの。
だから、話をする。
頭にもやがかかってたみたいだけど、少し晴れてきたみたい。
いつも、羨ましいの。
才能のある親友が、いつもいつも賞をとるの。
小さい頃から一緒に絵を描いてきたのに。
あの子はいつも私の上を行くから、私は、無能なんだって思っちゃうよ。
それだけじゃなくて、私はいつだって下に見られてる。
昔と違って人のことを考えるようになってから、私は傷つきやすくなったと思う。
人にどう見られてるか、気にして仕方ないの。
だから共感して、「わかる」って言って合わせてる。
嫌われないように、避けられないように。
それでも、私は好かれたい人に嫌われてるんだ。
どうすればいいかわからない。
プライドばかり高くて、経験がなくてどうしようもない。
……ああ、ごめんね。ちょっと暴走しちゃった。
しばらく書けないかもしれない。
それじゃあ、今回はこのくらいで。
ばいばい。
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