33日目
今日はとんでもなくとてつもなく大事なテストを受けに行っていた。
昨日から体調が悪めで心配だったけど、いっぱい寝たらなんとか良くなった。と思いたい
規模が大きくてたくさんの人が受けるテストだから、わたしが行く会場にクラスメイトはまずいないだろうと思っていたけれど、いた。生徒会の一員でありとっても真面目な優等生の女の子。だけど冷たいとかじゃなくて友達。まさかクラスメイトがいると思っていなかったのでお互いビックリ。
「わたし受験番号がまさかの3番でさぁ。いくら田舎といえど、高菜ちゃんが3よ?だからすっごい少人数になるかと思ったけど、意外と人いるね」
と喋ると彼女は黙って自分のリュックから受験票を出して見せてきた。受験番号、0001。うそでしょ。彼女はわたしより後の苗字だから、これはつまり苗字は無関係。申し込み順ってことだな。にしても1番とは。すげぇな。「私まさかの1番だよ…なんかの間違いかと思ったぁ。」
そんな感じで。始まったテスト。午前10時に開始で5教科受けて、午後3時過ぎまでかかるという長時間。めっっっちゃ、疲れた。それはさておき試験官がビックリするくらいグダグダなのである。会場に設置されていた2つの時計は正しい時間なのに、試験官の腕時計がちょっと遅れていたんだと思う。全てのことが2、3分遅れで進む。何が困るって時間配分である。会場の時計通りに進んでいないわけだけど、試験官がいつ「やめ」と言うか誰も分からないので、見直しをするか書き直しをするか悩む。ついでにテストの回収なんかもグダグダだから、15分の休憩が実質3分になる。兎にも角にもイライラした。めちゃくちゃイライラした。もう!!
そういえば国語の小論文の問題で、「自身に満足することは必要だと思うか考えを書きなさい」ってものがあって。これは面白いと思った。書いてて楽しかった。わたしは必要だと思う。自分なんかには出来ないって思うと本当に出来ないことが増えちゃうからね。みたいなことを書いた。日本はすごい自己満足度が低いらしい。知ってたけど。
帰りにコンビニでティラミスを買ってやった。とんでもなく疲れたのでヤケクソだ。知らない知らない。なんて現実逃避の仕方だけはピカイチ。なんつって。とにかく疲れたけどまぁ、終わってくれたからそれで良い。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます