第203話 商品選定
「ああ、大見得切っちゃったけど、商品選ぶのめんどくさいな」
「そうだよ、モルゴンの子供たちの服のこともあるし、
引率として先生も来るだろうから一石二鳥だ」
俺が、学園に戻るとちょうど、昼食が終わって自由時間になるところだった。
タチアナお嬢様とラザロウお嬢様がいた、
俺は、「モルゴンの子供たちに服をあげるので、服屋まで連れて行く」と言うと、
「何かあったら大変ですので、私たちも一緒にまいりますわ」
今は、天井のないバージョンは廃棄して、ある方に変えて、電気も通してある。
店舗は、俺が封印しているで、一般人は入れない。
封印を解除して、お嬢様たちを招きいれた。
「さあ子供たち、ここにある服をプレゼントしてあげるから、
そこの籠に入れてね、ちゃんと自分にあったサイズを選んでね」
「子供たちも、大人も目を輝かせていた」
「この店の物、どれでもいいの?」
「ああ、どれでもいいよ、ただしそこの籠1杯までね」
「わからない商品あったら、説明するからよろしくね」
あ、しまった女性は服選ぶの時間掛かるんだった、俺、学習能力ねえ・・・、
まあ、時間掛かったら置いて行って、隣のニ○リに行くか。
と思ったが、子供たちから「これなあに?」と質問攻めをくらい時間がかかった。
みんな、ホント遠慮なしに、籠一杯だ、どうやって運ぶんだよ・・・。
隣のニ○リは、お嬢様たちにも、本邦初公開だ。
こっちも、前回の失敗を糧に、電気を通してある。
「はーい、こっちも籠一杯までですよ」
最初は、ベッドの上で飛び跳ねていたが、引率に注意されたら即やめた、
教育はよくできている。
ちなみに一番人気は、ぬいぐるみであった、
ニ○リに、ぬいぐるみ、なんてあったのね、知らんかったわ。
買い物が終わり、寄宿舎までお帰りとなった。
誰も金払わんし、荷物持ちは俺だし、もうちょっと労って欲しいもんだ・・・。
その夜は、またもホテルでバイキングしてお開きとなった。
俺は、このあと夜中に無くなった商品の補充か、はぁ。
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