第114話 料理長

 俺と料理長は、2階レストランに来ていた。


 料理長は、巨大な厨房と得体の知れない、金属の箱にびっくりしていた。


 さて、なにから説明するかな?


 「まず、俺の調理方だが、お嬢様にも言っといたがこれだ」

俺はダンレンジのボタンを押して、料理を出した」


 目の前に、急に料理が出てきた、料理長はびっくりしていた。

 「これは?」

 

 「俺は、ダンジョンマスターだ、この機械の箱を仮のダンジョンとして、

モンスターの代わりに料理を召還した」

「今は、ピッツァという物を召還した、よかったら食べてくれ」


 料理長は、恐る恐るピッツァを手に取り食べた。


 「うまい、なんだこれは?」


 「俺の調理法は、見た通り、この四角い箱のボタンを押すだけ」

「参考にはならない、でも後日参考になるものを見せるので、待ってくれ」


 「で、こっちの箱が、電子レンジといって、この中に物を入れて時間を指定してボタンを押せば」

「中に入っている物が、温まるというものだ」

 

 「そして、こちらが冷蔵庫といって、物を冷やして保存するという機械だ」

「さらに、こっちが冷凍庫といって、物を凍らせて保存するという機械だ」

中には、仙○牛が色々あった、うまそうと思い、ドーンしたんだっけ、

熟成させようと思って、放り込んでおいたやつだ。


 料理長は俺の説明を聞きながら、呆然としている。

 

 よし、今日は領主も来てるし、仙○牛を中心とした、ディナーバイキングだな。

料理長の腕をみるのにも丁度いいだろう。


 そうと決まれば、肉を解凍しておこう、足りなければドーンしたのをだすか?

ちょっと味に違いが出るかもしれないが、許容範囲だ。


 あとは、マイケルに言って、料理長を風呂だな。

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