第63話 インフラ

 こうして、セブンスター・ダンジョン・ホテル(後日7ッ星ホテルに変更)は、

概観だけは、なんとかできた。


 ホテルの前に、噴水を作ったので、その下は、

その関連の機械でいっぱいで、他のインフラをまわせない。

 

 仕方がないのでもホテルの左側の、ちょっと離れた地下に、

発電所、浄水場、ガスプラントなどを作った。


 魔石から直接、機械に動力を渡せばいいと思われがちだが。


 魔石自体に、大きさがばらけており、

さらにON・OFF機能しか持っておらず、

出力の微調整が難しいから、見送った。


 もしやるとすれば、魔石対応の機械を作らなければならない。


 そこで魔石から、マナ(エネルギー)を取り出す方法を採用した。


 発電所に関しては、直接電気を作れる、雷の魔石と、

火と水の魔石で、いわゆる火力発電所で対応。


 浄水場では、直接水を作れる、水の魔石と、

海水から水を作れる、ロバストカーボン複合膜で対応。


 ガスプラントには、土の魔石で化石燃料を作り、

そこに風と火の魔石で、化石に空気を混合して燃焼、

水素と一酸化炭素を生成する方法で対応をした。


 地上の道路も整備した、都市開発でよく使われている、

12M(歩道2.5m×2、車道3.5m×2)を採用した。


 ホテルから、国道までのびる道は、主幹線は倍の24Mとした。

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