第11話 黒いスマホみたいなもの

 まあ、逃げ出すのは、もうちょっとあとでもいいたろう、

その前に、この星のことを、知らなければなるまい。


 まずこの星の名はもキョウ(京)と言うらしい、

なぜ2つ名があるかと言うと、一般的にはキョウ、

この星の最大勢力である国では、京と呼んでいるらしかった。


 人口はおよそ7000万人、1日は24時間、12ヶ月、1年は360日、

12年に一度、閏日があるらしい、

人口がはっきりしないのは、人口統計という考えがないらしい。


 重力もほぼ同じで、地球よりすこし軽いかもしれない、

問題は、海と陸の比で、海が5割強で、

ほんの少しだけ海が勝っていることだけとのこと。


 地球の北極には陸地がないが、この星にはあるとのこと、

まあ分りやすく言うと、干上がった地球みたいなものらしい、

いろいろと国々があるらしいが、どの国も水問題で頭を悩ましているらしい。


 何でこんなことが分かったかと言うと、

謎の黒いスマホみたいのを、俺の能力でパーティクルコピーしたからだ。


 それも、心の中の声がハードだけでなく、

ソフトもできないのかなと思っていたら、

ハイ、できました、超チートです。


 実体化をしているので、眠くもなるみたいだし、腹も減るみたいだ、

というより、腹が減ってきた、俺は仮のマスタールームを出た、

外にはちょうど、召還女のサポートをしていた人がいた。


 「すまん、腹が減ったんだか、何か食い物はないか?」

話しかけられた女は、びっくりしていた。


 「あなたは、言葉かわからなかったのでは?」


 「ああ、さっき勉強をしたんだ、俺は頭良いから、ハハハ」


 女は怪訝そうの顔をしていたが、

すぐに「では、お部屋に食事をおもちしますね」


 「あ、それと私の名はダブラスと申します、よろしくお願いします」

と返事をくれた。


こちらも「俺の名は、星野敬太だ、よろしく」と笑顔で返答をした。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る