第10話 召還のご挨拶

 黒いスマホみたいのを介して話をしてみたら、

この惑星はキョウ(京)と呼ばれており。


 ここは、ダンジョン協会の召還施設だとのこと、

で、召還をした女召還士は、ハリビューンという名前らしい。


 で、今日召還された4人目で、

何かシステムのエラーで、本日は俺で打ち止めらしい、

まあ、強制的に俺が割り込んだから、黙っていよう。


 ダンジョン協会の召還魔法陣は五芒星で描かれており、

辺の頂点?には、黒い石版のようなものがあり、

この黒い石版のようなもので、管理をしているらしい。


 どうやら、魔法があり、しかも人を転送できる装置もあるみたいだ、

これらを推測すると、かなり文明が進んでいるように、見うけられる。


 女召還士ハリビューンから、今回の召還についての説明が始まった、

「今回はダンジョンマスターの召還に、皆様が選ばれました。

今回は非常に稀なケースですが、4組だけとなりました」

あとで分ったことだが、通常なら10組位召還するらしい。


 他の召還された面子を見てみると、びっくりした、

犬の獣人が一人、猫の獣人が一人、そして牛の獣人が一人、

はぁー、どうみても牛の獣人はミノタウロスだろ?


 女召還士ハリビューンからの話は、まだ続いていた、


「まずは、召還にお応えくださり、ありがとうございます。

昨今は人とのトラブルもだいぶ減り、ダンジョン数は微増の傾向にありますが・・」

黒いスマホみたいのを介しているので、いまいち分りずらい。


 要するに、俺は人々の敵対する、ダンジョン側に来てしまったわけか、

とうやら、この星には人類もいるみたいだし、

そっちの方へ、バックレようかな。





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