第2話 自己紹介

 私の名前は、星野敬太(男)23歳


 彼女いない暦も23年、3流大学を一応卒業したが。


 そんなに良い就職ができるはずもなく、またコネもないので、

無名のIT企業に就職をした、これが給料は安く、人が足りないという悪循環。


 上司の無能さと、無理難題を言ってくるので、

こりゃ駄目だ、とても体と精神がもたない。


 やめようかと思っていたが、とりあえず、今のところ軍資金がない。


 まあ今日のところはしょがない、ストレス解消にと、飲み屋街に、繰り出した。


 幸い、昨日が給料日だったので、そんなに贅沢をしなければ、

きっと大丈夫なはずと、まずは、牛丼チェーンで飯を食いながら、一杯ひっかけた。


 ちょっと気分がよくなったので、なにかないかな? 

と飲み屋を物色していたところ声がかかった。


「どこか、いい店お探しですか」


 声をかけてきたのは、どこか居酒屋チェーンみたいな格好をした兄ちゃん、

いかにも、それらしい水商売ぽいネェーちゃんでもなく。


 一応、バリッとスーツを着こなしている、

兄貴・・みたいのでもなかったので、話しを聞いてみることにした。




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