でべよらーめざ

夕焼けのやつのあれしていた、こんにちはとこれからは今までよりも最近を思いやる不良たちの夕暮れ、ぶゆんぶゆんとバイくを飛ばし、(飛ばすとはいえ飛ぶことはないのです。しかし今から五十年ほど経って今より少しの上のことにあるバイクの行くが、今見れた時にま嬉しいのじゃとおもて、今から上いく。飛ぶはことじゃ)ベヨうおとうううなのだ。バイクを持ってないし、バイクを運転しない私じゃ運転席におる人が嬉しいのじゃわからんが、上に行くのは嬉しいじゃと思う。だって今から上に行くのは膝をしかと曲げて(膝下のしっかとかけています)勢いよくいえいっと上にビョンするで、いやーどれじゃそれ、たくさんのセンチメートルのこと。

夕焼けのやつあれしていた。背景にふる音、羽音、凛、上、羽音に重なるコールと、ブルンブルンと、私の進めない道を進んでいく夕焼けのやつあれしていた。赤い夕焼けだけが夕焼けじゃなく、緑色の夕とあなたとゆうがいる、その反発するそれらは両基軸に跨って、ブルンブルンと回転し続け、エンジンの音、その機構とちょうどピッタリ重なり合うようです。ちょうど日が沈んで今見えてきた火星、金星、土星、どれ?わからん天文学明るくないから、そりゃ明るきゃ星なんて見えませんでしょ、ですからそうした星座にちょうどこじつけて重ね合わせるような、そんなラーメン座ですよ。

らーめん座、材料、星、星、星、あと想像。ちょうどそれぞれ同士繋がるようにチラチラチラとくすぐり合う間抜けな星。こんにちは。さような、待て。落沈むな、まだ「た」にはならない。こんにちは。日が沈むのだ。ようこそ、ようやくここへ。

らーめん座。夕焼けのやつあれしていた。夕焼けアレンジ。そう、昼間には見えない味。これから店長が即興でなんかやるんだって。夕焼け、緑色の夕焼けをイメージしてなんかやるんだって、「楽しい」だろう!まだ、まだだよ。

こんにちはにならない、こんにちははこんにちはにならない。こんばんはこんばんはにもならない。今、今だよ。今何になる?何になる、今、今だよ。真っ赤、真っ赤に見えてごらん、今真っ赤に見える閉じた瞼の裏にも真っ赤に見えるかい?今、緑、緑のはずだ。ラーメンは座して緑になった。腐ってないこれ?

店長は楽しそうだ。不良も楽しそうだ。楽しそうならいいや。ブルンブルンとエンジン湯切り発車座してラーメンよりも大事なものはここに無いらしい。みんなが緑色のラーメン食べてる、腐ってんじゃなくて青のりやキャベツなんかが大量に入ってる単なる美味しい。よかったよかったよかったよかったよかった。嬉しいなうれしい。嬉しいよ。

楽しかった。た。今はた。ただ「た」だ。

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