「ノラ」編

「ノラ」編ダイジェストです!


・「ノラ」編

 加来詠人の捜索を決意した新高校一年生の桜井真人(通称物書きくん)は、創作電脳空間「カクヨム」にアカウントを作る。その手には加来からもらった「ペン」が。

「カクヨム」にログインするなり『エディター』による攻撃を受ける物書きくんだが、通りすがった作家の日諸畔に助けられる。物書きくんは彼の手引きで作家ギルド「ノラ」に所属し、様々な作家と知り合う。

 すると「ノラ」の拠点を突如、「ノラ」の「ビッグスリー」の一人である陽澄すずめが襲う。『寄生型エディター』に汚染された陽澄すずめは味方である「ノラ」のメンバーを攻撃するようになってしまったのだ。

 寸でのところで陽澄から逃れる「ノラ」のメンバーだったが、ビッグスリーの一人が陥落したことは大きなショックだった。

 物書きくんはここでビッグスリーの3人の内2人が『エディター』騒動の調査に出たことを知る。しかしその2人は現在行方不明で、2人の手がかりを得るためにビッグスリー最後の1人である陽澄すずめが捜査に出た結果、あのようになって帰ってきたことも知る。そして「カクヨム」内の作家ギルドには、「『エディター』の討伐に積極的なアシスト陣営」と、「『エディター』の討伐より作家たちの身の安全を優先しているレジスト陣営」がいることを教えてもらう。

 飯田の考えた「すずめ姉さん奪還計画」に従い、「陽澄すずめに寄生した『エディター』の討伐」、及び「『寄生型エディター』の本体の討伐」というミッションに出る物書きくん。Aチームは「陽澄すずめに寄生した『エディター』の討伐」、Bチームは「『寄生型エディター』本体の討伐」というグループ分けに。

 物書きくんはBチームとして作家の笛吹ヒサコ、亜未田久志、諏訪井加奈と共に作戦に従事する。

「書いた文章を実体化できる」という「ペン」を用いた作戦で何とか『寄生型エディター』本体を追い詰める一行だったが、土壇場で敵がワープを使うことで「ノラ」の作家である香澄るかを人質にとる。万事休すかと思いきや……(ここは人気なのでネタバレ回避)。

 物書きくんがAチームと合流すると、そこには陽澄すずめによって壊滅状態にさせられたAチームの面々が。Aチームの救出時に「ペン」の新たな可能性を見出した物書きくんは、AチームBチームの両方と陽澄すずめを救出しようとするが、強すぎてなかなか攻略できない。

 しかし飯田が考えた「お子さん」作戦により、陽澄すずめ自身の抵抗力を上げ、何とか『寄生型エディター』の撃破に成功する。流れで味方になった『寄生型エディター』をチワワの外見に変え、「エディ」と名付けて飼うことに。

 陽澄すずめによってビッグスリーの作家の1人、加藤伊織の行方について情報を得た一行。陽澄すずめはこの時、「虫眼鏡」を物書きくんに渡す。


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