これが彼シャツってやつか④

ソファの端っこで体育座りをして、シャツの裾ですっぽりと足を包み、身体を小さくして、目を潤ませながら、こっちを恨めしそうに睨む空。


もう、なんとかしてくれ。


可愛すぎて俺死んでしまうよ。


「空、怒ってんのか?」


「見ての通り、怒ってますけど」


「あ、怒ってんだ。可愛すぎてわかんなかったわ」


「ひよしさんの変態」


「空のオナニー、可愛かったぜ。動画撮ればよかった」


「…っ、変態変態変態変態ヘンタイ!もうやだ!きらい!ひよしさんなんてきらい!ひっ…ぅ」


空はついに泣きだしてしまった。


やっちまった。


恥ずかしがらせすぎたか。


膝に顔を寄せて、体育座りのままぎゅっと身体を縮めて泣いている空に近付いて、そっと頭を撫でる。


片手で掴めてしまう小さな頭だ。


「空、ごめんな。空があまりに可愛いから調子のっちまった。嫌いなんて言わないでくれ」


「ぅ、ごめ、なさぃ、嫌いじゃなぃっ、ひよしさんのこと、嫌いじゃ、ないから…っ」


可愛いな。ほんとに。


可愛くて、優しくて、愛おしい。


俺は空の額にキスをした。


すると空が顔を上げた。

 

俺達は、どちらからともなく、キスをした。


「空、泣かせちまったお詫びに気持ちよくしてやるよ。後ろ向いて」


空はもう抵抗する気力もなくなったのか、珍しく言う通りにした。


俺の前にぷりんとした桃尻が現れる。


「可愛い尻だな」


俺はしみじみというと、空の足を拡げた。


そして、ローションを取り出し、空の後孔へと垂らした。


「ひゃっ」


「冷たかったか?」


「うん、ちょっと…」


「指、いれるぜ」


俺は空の可愛らしい窄まりにゆっくり指をいれた。


「んっ、あぁ…」


「相変わらずキツキツだな」


指を中でくるくると回し、ゆっくり解していく。


だいぶ柔らかくなったところで指を1本増やしてみた。


「あぁん、ゃ、んぁぁ」


隘路を開くように、指を奥へ奥へと進めていく。


「ここらへんだったな、空の気持ちいいところは」


ある程度進んだところで、指を曲げた。


「やぁぁんっ、そこ、だめぇっ!」


空は甲高い声をあげて、腰を浮かせる。


俺はその場所を指先でコリコリと擦ってやった。


「ゃ、ぁあっやぁぁっ!も、らっ、めぇ、そこらめぇっ!」


俺はニヤリと笑い、指を3本に増やして孔を掻き回し、前立腺を擦りまくる。


「んぁっ!やぁぁぁぁっ!やらぁぁぁっ!」


「空、さっきイったばっかなのに、元気になってきてるぜ」


もう片方の手で、再び立ち上がり始めた空の性器の裏筋をスーッと撫でた。


「ふぁぁっ!やぁ、ぁ、やぁんっ」


俺は指を引き抜くと、今度は右手と左手のそれぞれの人差し指をつかって、空の孔を左右にくいっと開いた。


「すげぇ。奥まで丸見えだぜ。中がうねうね動いて、超エロい」


「いやぁぁっ、そんなトコ、見ないでぇっ!」


空が悲鳴を上げる。


こりゃまた怒らせちまうかな?


でも止まらない。


可愛くて好きすぎて止まらないんだ。

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