第8話
私は、若松君に
「そう、チャオチュー○とチョコパ○!それを探しに来たのよ、私達、ソレを持ってルナティックに行こうと思って。この店なら安く大量に手に入ると思って」
『うん、秋ちゃんここに来て正解だよ。この店は、向こうにチャオチュー○とチョコパ○を送る為に作った店だからね。でも今有る魔導具だと少量しか送れなくてね。向こうからも少量の物しか送れないんだ。こちらの魔素が薄いせいだと考えてるけれども。僕達が向こうから渡って来る時は、長年魔素を貯め込んでいた魔石使ったんだけど、ソレもほぼ空になって・・・』
若松君は、夏ちゃんの胸の魔石に視線を向ける。
そして首を傾げながら夏ちゃんに
『夏ちゃん、地球で魔獣退治でもした?夏ちゃんの魔石の魔素がフルチャージ状態だけど?』
夏ちゃんと私は、顔を見合わせて
「『ストーカーを魔法陣から出た闇魔法の球で、消滅させた』」
ウッ、と言う顔をした若松君
『誰にも見られて無い?そいつ消えても問題無い?』
コクコクと頷く夏ちゃんと私。
『な、なら良いか、君達が大丈夫なら精神的にタフそうだし罪の意識の無さは、ルナティック向きだね。ストーカーは、光の粒になって消えた?夏ちゃんは、エリザベスでソレを吸収したで間違い無いね?フルチャージ状態ならルナティックと地球を数回往き来出来るな。向こうで数年掛けても三分の一位しか貯まらなかったのに・・・禁断の人間への攻撃か?それとも地球の生物?まあ、それは後で良いか。では、秋ちゃん、夏ちゃんチャオチュー○とチョコパ○を沢山持ってルナティックに行ってみようか』
そして若松君は、スクっと立ち上がって二足歩行状態に成った。
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