第2話

突然部活入れと言われた俺はますます困惑して反射的に「無理です。」と言ってしまった。あぁ入ると言っておけば可愛い先輩と一緒に星空の下であの星すごく綺麗ですね、でも先輩の方が綺麗ですよと言えたのにと阿呆な妄想をしていると「じゃあ気が向いからここにいるからまた来てね。」と少し悲しそうな顔だった。「はい。」と短く言い、天文台からでて悲しそうな顔をしていたなと思いつつ帰り道の足取りは軽かった。

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