第8話

蒼太の、家の付近で下ろしコンビニへ行った。


私は、特にこれが欲しい! っていうのもないので100円のコーヒーを買った。


ドリップする機械に、コップを入れて待っているとつい ぼー としてしまう。

初対面なのに、あんなに話してくれて大丈夫なのだろうかと、少し心配をした。

でも、初対面でも優しい人は本当に優しいことがよくわかった。

もう、男嫌いが無くなっていた。


蒼太のことを考えているうちにドリップが終わり、コーヒーシュガーを2ついれた。


家政婦に、車を出してもら家に帰った。


私は、家に帰ってちょっとスマホを触った。

その時に、連絡先交換すればよかったと思った。


「さぁーてと、課題しないとなぁー」


私は、勉強机に向かい勉強を始めた。

やはり、やる気は出ないものだ。

でも、嫌でも 5分でいいからやろう! と、思いやり始めた。


いつの間にか、1時間30たっていたその時には、もうご飯だったのでリビングへ向かった。


ご飯が用意してくれていたので、お母さんを呼んで食べることにした。


お父さんとも一緒に食べたいのだが、食べることができなかった。


お兄ちゃんは、成人して会社の社宅に住んでいる。

親にも社宅は、「やめておきなさい!」 と言われていたのに最後は、お母さんが許可を出した。


お母さんが、食卓に座り「いただきます」と言った。


「ところで、今日お友達ってどんな人なの?」


「えーと、いい人だよ! 同じ学校で、同じクラスの人」


「そうなんだ、 仲良く出来そう?」


「できそうだよ! 驚かずに聞いて欲しいんだけど、、、」


「どうしたの? 同じ小学校の人だったの?」


「違う、、、 男の子」


「え? なんて言ったの?」


「だから、お、お、男の人」


「え!!!」


お母さんは、持っていたお茶碗を落としてしまった。

それと同時に割れてしまった。

しかし、とても嬉しそうに泣いていた。


私は、お母さんに

「ごめんね、 今まで男の子と話すことなんてなかったんだけど、、、」


今日の出来事を話した。


お母さんは、嬉し泣きをして お父さんとお兄ちゃんに連絡を入れようとした。


私は、それを止めた

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