第4話

私は、驚かれたことに驚いてしまった。

何故なんだろうと考えても分からなかった。


私は、何も普通の生活をしていると思っていた。


これが、「お金持ち」って言うのか分からなかった。


私は、全て平均だから賢さも、スタイルや顔も他の人とあまり変わらなかった。


だから、私は他の人よりもお金を持っているとは、分からなかった。

まー正しくは、親なんだけど。


私が、「着いてきて」といい家へと向かった。


蒼太は、相当驚いてしまったのか足も動かず、

動揺していた。


多分、私でも分かることがあった。


こんなに大きい門は周りの家にはないと、分かってはいた。


蒼太は、門が自動で空いた時思わず「わぁー」と、声を出していた。


私は、玄関で親にお客さんを連れているとこを伝えるために、蒼太を玄関の前で待ってもらった。


その間に、私は玄関を抜け少し長い廊下の先に、リビングぐでパソコンに張り付いて投資をしているお母さんに、お客さんが来てるので私の部屋に連れていいか許可をもらった。


「蒼太さん、入ってー」


「う、うん、それにしても由香の家凄いねー」


「あはは、そうなのかな? 」

と、言う雑談をしつつ部屋へ連れ込んだ。


まず、お金を返そうとした。

しかし、蒼太はいらないと断った。


「遊びにこなしてもらってるんだから、ちょっとした交通費ぐらいなんてことないさ。」


でも、私はそんなことで1000円を働かずにお金を頂くのは、おかしいと思った。


「いえいえ、私はいきなり今日初めてあった人に払わないのは、おかしいじゃん!」


てか、私はいつからだろうか、タメ口になっていることに気がついたがもう遅い。


蒼太は、困った顔をしながら何か考えていた。


私は、そのまま折れて貰ってもらうように願った。


でも、、、、


「じゃー、2つ言うこと聞いてくれないか? 逆に、それ以外の選択は受け付けない!」


「何それ! じゃーなに? その2つの言うことって」


私は、多分何かしょうもないことなんだろうなと思っていた。



例えば、笑える話だが彼女になってくれとか

それは、さすがに断ってしまうが、、、


私は、こころのどこかで期待もしてしまっていた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る