第2話
私は、何も考えずに言ってしまった。
でも、多分断るだろうなと思っていた。
こんな、平凡で一般的な本当に平均の平均のような私の誘いに受けてくれないと、すぐに思ってしまった。
蒼太は、どうしたらいいか見た感じでは困っていた。
でも、蒼太は、考えていた。
蒼太ら行きたいと言う気持ちがあった。
けど、迷惑になるのか心配で少し考えていた。
私が、
「いきなりで、ごめんなさい。何言ってるんだろうねw ごめんね😅」
と、言ってなかったことにしようとした。
でも、蒼太は
「ううん! 行くよ! ぜひ!行きたいよ」
と、言った。
私は、混乱した。
は?
と思ってしまった。
頭の回転が止まりぼーとしてしまった。
数秒後に、気づき正気に戻った。
でも、今頭が回るようになったから考えれるのだが、いきなり誘ったのになんで断られなかったんだろうと思った。
私は今、考えることで精一杯になっていた。
蒼太が、
「どうしたの?」
と、声をかけた。
私は「はっ!」寝ぼけてたような反応をしてしまった。
消して寝ぼけてなどいない。
考えていたのだ、ずっとさっきまで。
なぜなら、来てくれることになぜと疑問に思ってしまったからだ。
まー、私には、得しかないので。
「さー、行きましょうか! 池田駅までの切符買ってください!」
蒼太は、理解したように
「分かりました。
由香さんの分もついでに買って来ますね。」と、笑顔でニコニコしながら言われた。
私は、その笑顔の
蒼太が、切符を買ってきてくれたので
「ありがとうございます。また、お金の分は返します。」
と言った。
蒼太は、
「いいよ! ついでなんだからついでついで!」
と、言ってくれた。
でも、私は申し訳ないと思って家帰ったら無理矢理でもいいからお金を倍にして返そうと思った。
無言のまま電車を乗り、ガタンゴトンと揺られながら、池田駅まで乗り着いたので降りることにした。
降りて、歩くのだが家政婦が来ていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます