第1話
クラスメイト34人が、自己紹介を終わり今は自由時間になった。
私はまず、女子に話したりして友達を作って行った。
授業が、終わり帰ろうと駅に向かい駅で定期を使って帰ろうとしたがない!
「どこいったんだ!」と、声に漏れてしまった。
それぐらい焦っているのだ。
ふと考えた、私今日家政婦に学校付近まで送って貰ったことに気が付き持ってくることを忘れていた。
私はまず財布を、探そうとするがそこに定期を入れているのだから、ないのは当然だ、
でも、と思いカバンのそこを漁ると先日財布の中身を飛び散ったことを思い出して探してみるも、運が悪く10円しか無かった。
「あ!公衆電話で、電話かけたらいいんだ!」と思ったが駅の近くには、不幸中の不幸で、なかった。
私は、どうしようと困っていたとこクラスメイトの男子の「
でも、未だに少しは男子と話すのが怖かったが話そうと決意した。
「お金を貸していただけませんか? いきなり申し訳ございません。私立中学校の蒼太さんですよね?」
「はい、そうですよ!どうかしましたか?」と優しく言ってくれた。
私は、その優しい声にトラウマがスっ!と消えていった。
「財布を忘れて、定期も忘れたし
ましてや、今日の朝スマホ充電切れてたんです。 だから、お金を貸していただけませんか?」
と、頼んだ。
「いいですよー、いくら貸せばいいですか?」
ニコニコしながら、財布を出てきた。
私は申し訳ないように、
「1000円を、貸して欲しいです…。本当にご迷惑おかけします。」
私は、蒼太さんのことが一目惚れしそうなぐらい優しかった。
多分あの人は、モテるんだろうなーと心の中で思ってしまった。
今になっては、トラウマ等忘れてしまっていた。
蒼太さんが、財布から1000円を取り出し
「はい、どうぞ」
と渡してくれた。
私は、本当に嬉しかった。
忘れた自分が情けない遠いつつも、男子ってこんな優しい人もいるんだと、心に刺さってしまった。
「もし良ければ、家に来てください!」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます