第148話 恒例行事


時間はかかったが席順も決まりソトの街を目指す事にする。


ちなみに席順は以下の通りだ。


 (前方)


    斗馬

イスカ アリア

サバル 空席

空席  空席


 (後方)


サバルは最後まで抵抗したが、渋々了承していた。


ちなみに今更だが、このバスは右ハンドルです。




今日は天気も良く、急ぐこともなかったのでバスはゆっくり進んでいる。


バスが進み出した時、イスカ達の会話が聞こえてきた。


「サバル先輩!

 この乗り物、全然揺れませんよ!!

 何スカ、コレ!」


興奮して大声を出すイスカ。


「‥‥‥。」


リクライニングを倒して熟睡するサバル。


そして‥。


ピンポン!

ピンポン!


「面白い!」


降車のボタンで遊ぶアリア。


「お客様、車内はお静かにお願いします。」


それを注意する斗馬であった。

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