第102話 婚姻
エルフだけでも凄いのに四大精霊だぜ、興奮しない方がおかしいよ。
目の前に現れた四大精霊に興奮する俺であった。
「二人の婚姻は私が今祝福した事で認められました。
この婚姻は何人にも邪魔させる事はあひません。
さぁ、二人とも幸せにね。」
シルフさんがとても事務的に話を進める。
「さて、ここまでは決まりだけどアリアにはもっと祝福してあげる。」
シルフさんがまるで母親のような目でアリアを祝福している。
「ハイエルフのアリアには加護はあげられないけど、そこの人間の彼との子供には沢山加護をあげるからね。
もう特盛よ。」
シルフさんが某牛丼チェーン店の店員のような事を言っている。
うん、話を整理しよう。
とりあえずアリアと結婚させられました。
これは決定事項のようです。
まぁ、アリアの涙を見た後だから仕方がないかな。
よし、なるようになるはず!
俺は深く考える事をやめるのであった。
その後、シルフさんはまるで近所のおばちゃんのように弾丸トークをしてから、まだ話し足りない顔をしながら消えていった。
何だろう、絶対また逢えるような気がしました。
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