第8話 方向転換
俺は貧民街の奴らに取り仕切ってるやつのところまで案内させた。ここの頭のところに着くと頭が30人くらい連れて俺たちを取り囲んだ。
「お前らは自分の身守っとけ」
俺はそう言うと鞘をしたままの剣を構えて飛び込んだ。俺は一気に3人倒し、周りを睨みつける。敵が怯んだ隙に俺は頭目掛けて一直線に突っ込む。頭何も出来ずに俺に腹を叩かれる。奴の取り巻きは手を挙げて降参してきた。
俺は少しがっかりだった。ここにもさすがにマッシュほどの才能は期待していなかったがもう少しいい人材を期待していた。奴の取り巻きの中にここら辺の都市の貧民街を詳しく知ってるやつがいて詳しく聞いてみると、
マッシュがいた都市はかなり強者がいて有名だったそうだ。俺はここら辺で他に強い都市を3つほど聞き出した。
最初、俺は強いやつを集めようと考えていたが、これは一から育てた方が最終的には大きな集団になるし、良さそうだと思った。俺はここでも魔法検査などして厳しい修行があると散々脅して志願者を募ったところ70人が志願した。この中で半分逃げ出さなかったらいい方だろう。俺は志願者を残して次の都市に向かった。
俺は二つ目、三つ目の都市でも無事、志願者を集めて四つ目の都市に向かっている時に、
トラブルが起きた。
俺たちは貴族の馬車が魔物に追われているのを発見した。幸いこちらは気付かれていない。護衛6人がDランクのオーク20体に囲まれている。貴族を殺すとしっかり調査されバレる可能性が高いので、護衛だけ殺してなんとか装備だけでも奪いたい。おそらく中級貴族で護衛の装備もなかなかいいものを使っている。
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