第5話 仲間

俺は仲間を手に入れた。



アレク 12歳

俺をカツアゲしようとして俺が返り討ちにした。体格がいい。俺のことを尊敬して兄貴と呼んでくる。


レイン 10歳

俺がアレクを瞬殺したのを見て面白そうだから連れていってくれと頼んできた。アレクが言うには頭がいいから強くなくてもカースト上位にいるらしい。


サーシャ 9歳

猫耳の獣人で身軽さを生かしてスリをしている。俺がアレクとレインを従えてるのを見て従うことにした。


マッシュ 11歳

大柄な虎の獣人で、この貧民街のトップ。パワーだけならめちゃくちゃ強い。俺がマッシュのアジトに素手で乗り込んでボコボコにした。

獣人は基本的に自分より強い人に従う習性があるので簡単に従った。


ムー 10歳

マッシュの友達で一緒に数多くの悪さをしてきた。牛の獣人。


エマ 11歳

土に魔法適正があった。可愛い。


カルロス 8歳

闇属性に強い適正があった。これからの成長に期待。


俺が直接ボコボコにした4人はかなり従順だ。貧民街で生きてきた人間、特に子供は強い同世代に憧れ、ついていき夢を追いかける。

俺はこいつらから信頼されるボスにならないといけない。


それから俺はこいつらを3ヶ月、みっちりしごいた。朝、早起きさせ溜まり場近くの広い空き地を走らせ、飯を食わせ朝から剣と魔法に分かれて修行させた。

エマとカルロスはもちろん魔法、サーシャは短剣、ムーとマッシュは力が強いから斧、

レインは弓、アレクは剣を鍛えさせた。飯は基本的に俺がマッシュの手下と一緒に商人の倉庫からたくさん掻っ攫ってきた。マッシュの手下達もたくさん食えるから感謝された。

さらに俺は3ヶ月の間になるべく肉を食わせるようにした。少しでも体格がゴツくなればいい。



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