第4話 夢への第一歩
いつのことだろうか、師匠は俺の夢について
一度だけ尋ねてきたことがある。俺は今まで自分以外の人間の好き勝手のせいで劣悪な環境で育った。だから俺は誰にも左右されない、俺が好き勝手できるようになりたいと言った。すると師匠がなら闇ギルドのトップだなと言った。俺は自分の国を作って王様になればいいと言ったが、師匠は王は民のために政治をしないといけないから不自由だし、何より闇ギルドのトップになる方が簡単だと言った。それから俺は王国を牛耳る闇ギルドを作ると決めた。
まず、俺は子爵の治る小さな街に行った。小さな町でも貧民街には1000人くらいはいるだろう。俺は貧民街に入り、同世代の少年が多いエリアに入った。俺は1週間ほど同世代の奴らを観察し続けた。そして俺は使えそうな5人を選んだ。そう、俺は仲間を探していたのだ。なぜ同世代のかというと、同世代だと簡単に従わせられるし、むしろ仲良することもできる。
そして次々に俺に従うよう声をかけ、従わない奴らからボコボコにしていった。
選んだ奴らはみんな強くて悪さをするのになんの躊躇いもない奴らはだったから、群れの
リーダーや幹部だった。だから俺は手下達を集めさせ、師匠の家にあった魔法適正検査の魔道具を使い、才能のある奴を仲間に入れた。100人いてたった二人だった。
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