第肆拾参話 

 機銃に変形させた右手を小人に向ける、左手で持つ拳銃は、液体のように流動するカーボン装甲により剣へと変貌する。


「貴公も剣か…いざ…勝負!!!」

「いいだろう!!ラペイシャス!行くぞ!!!」

「嫌だねぇ…こいつと戦うのはめんどくさいからねぇ…」

「一騎討ちと行こうか!!!貴公!!!!」

「いいだろう!!!騎士!!!!!!」


 剣による一撃一撃の合間に、巨神は、手を変化させた機銃で牽制し、小人は小柄であることを活かし、一撃一撃も、機銃の牽制も回避する!!


「私には当たらないようだな!貴公!!」

「厄介だが!これならどうだ!!!マキア!U.A.2攻撃開始!」

「了解です!」


 マキアの声に呼応し、防御態勢だった無人機は包囲するような攻撃態勢になり、少しずつ攻撃タイミングをずらして砲撃を開始する!!


「まだ!当たらないな!貴公!!!!!」

「ムカつく奴だが!!ならば!」


 突然急にスラスターを使い!突撃し!杭を打ち込まんと振るう!

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輝キノ記録 ケモマメ @kemomame

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