第弐拾漆話 驚愕! も抜けの基地!
格納庫では、ボディ隊の面々が喜び合う。
「それにしても隊長は球体になっていたんですか?」
「そのことか。」
「そうですよ。隊長!なんで球体だったんですか!?」
ハリス中尉とアニー中尉が勢いよく質問する。
「ちょっとは落ち着け、教えてるから。」
「やったぁ!」
アニー中尉が子供のように
しかし、はしゃいだ瞬間、艦内に通信が入る。
「第一混成突撃部隊の出撃準備を開始!」
「すまないが時間のようだ。」
「後で話してもらいますからね!」
アニー中尉は元気よく言うと、サブロウ少佐と共に、格納庫へ向かう。
「サブロウじゃな!サイコカーボンは総とっかえしたから、すぐに出れるぞ!」
元気よく、シキシマ博士が声をかける。
「ありがとうございます!博士!」
「いっぱい殺してくるんじゃぞ!」
苦笑しながら、サブロウ少佐達、ボディ隊の面々が戦闘艇に乗り込む。
アークイド・ブリッジ内
「目標地点まで、残り100km!」
「第一混成突撃部隊!出撃!」
アークイド・カタパルト
カシュ、カシュっと形容できる音により、20mほどの鋼鉄の巨人が射出される。
月面上空
「目標地点まで、残り50km!」
第四小隊のアール・J・キング大尉が報告する。
「しかし、敵が少ないな、、、」
隊長のロバート・J・リー少佐が相槌と共に不信感を露わにする。
アークイド・ブリッジ内
「敵機反応、
ブリッジ内は騒然となり、驚きが跋扈する。
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