主人公の男は普段からの鬱憤を溜めこんでいた。そしてある夜に取った行動が大変なことに…。憎めない主人公の人生です。
感服させられたと言う他ない。短編におけるオチの付け方は、「より短く」か「納得のいく流れへ持って行けるか」の二分だと思う。この作品はたった一文で全てを落とし込ませてるうえ、納得できるだけのオチが用意されている更に全体の文章構成も良く出来ており、こういった短編こそが脚光を浴びるべきなのにな……と思いつつ、生意気ながらこのレビューを残させて頂きます。───出来が良すぎるのが悔しいので、星3は付けないが