カワセミセナとヤスリブ世界  第三章 アスク王国

その後は、変わったことも無く、無事にアスク王国につきました。

セナ「いやぁ~広いなぁ~。」

ケント「休んでるヒマがあると思うな。こっから市場で場所取りだぞ~。」

全員「・・・」

異世界組の顔が真っ青になりました。

しかし、別に死ぬほどいやというわけでもなかったので、

市場へ向かって歩いていくキャラバン組を追いかけました。

     * * *

数秒の間、異世界組は口をあんぐりと開けて立ちすくんでいました。

ケント「オベリスクだ。でかいだろう。」

不思議の森には、ここまで大きい人工物は存在しないからです。

しかし、そんなことを考えている間にも、ケント商隊は

先に行ってしまいます。噴水の下に陣取って、ケントが号令をかける。

ケント「ラクトとミト、それに…」

ユカリ「家賀樹ユカリです。」

ケント「家賀樹たちは市を開いとけ。残りは俺についてこい!」

「了解!」

ちなみに、私は今、この本を書いているが、王宮内の事をかくのは禁止された。

戻ってきた後に、マナト達にジンとの死闘の話を聞かせてもらった。

ジン・マリード、ジン・グルー、など、本当に強かったらしい。

マナト曰く、「デンはジンに関係した何か」だそうだ。

そしてその日は宿屋に泊まらせてもらった。

このままここに暮らしてもいいなと思ってしまったことは、

だれにも言えない秘密だ。

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カワセミセナの大冒険 サファイア @sapphire_sena

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