カワセミセナの大冒険  第七話 サグイ

???「ふふふ。恐れ多くも父上の宮殿に侵入しようとは。どういうご用件かな

?」


シイ「お前は!」


???「お察しの通り、サイマの息子、サグイ様だ!」


シイ「ウウウゥ!」


そう、シイの村を襲ったのは、何を隠そうこのサグイなのです。

セナ「シイ!落ち着いて!」


セナの忠告もむなしく、シイは「氷剣」という技

を使ってサグイに攻撃をかけてしまいました。しかし、サグイが片手を一振りしただけで「氷剣」は打ち消されてしまいました。


セナ「シイ!こいつは今まで戦ってきたデンたちの比ではないほどの力を秘めてる!こいつは力と力の勝負じゃ勝てない!」


その言葉でなんとか正気を取り戻したシイは、


シイ「じゃあどうやって戦うの!?」


セナ「頭を使うの!」「全員一度に攻撃するの!」


サグイ「その簡単なことができずにみな死んでいったのだがな。おまえたち

のようなちび3人ができるとは思えんな!」


シュウ「それはどうかな?」

セナ「シュウ!」


サグイ「6人か。ちょうどいい。全員木端微塵にしてやろう。

シュウ「されてたまるか!暗黒の騎士!」


シイ「氷剣!」


パール「大魔方陣!」

イア「雷の矢!」


ボル「テッポウウオ!」


セナ「光円!」各々技を同時に出しました。すると、サグイは両手を上げたかと思えば、「暗雷!」とさけびました。すると、何個か真っ黒な雷が落ちてきました。


パール「うそ!マナを取り込んでいるなんて!しかもRランク!」


マナとは、セナたちが出している技の源です。下からZ、T、R、X、U、Wと上にいくほどより強力なパワーがあります。ちなみに、セナは光のマナ、イアは雷のマナ、シュウは闇のマナ、パールは魔のマナ、ボルは水のマナ、シイは氷のマナを取り込んでいます。セナたちは、そのRランクのマナに、吹き飛ばされてしまいました。・・・・・・・・・・

セナ「う・・ううん・・ここは・・・?」


ボル「わ・・わからん。」


イア「ここは・・牢屋・・じゃないかな?・・でも・・檻の外・・だ。」


パール「あれ?・・あのひと・・セナのお父さんじゃ・・ない?」


ボル「あのひとも・・・シイのお母・・さんじゃな・・いか?」


さあ、セナたちはへとへとですが、シイのお母さんとクラは目前!はたしてセナたちは、みんなを助け出すことができるのでしょうか。

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