地震で揺れたモノ

A「地震嫌だね」

B「雄っぱい揺れたわ」

C「これ見よがしに揺らすんじゃない」

A「筋肉あって良いなぁ。俺が地震で揺れたのはこのお腹の贅肉だよ」

C「いろんな意味でも地震は嫌なのね」

B「筋肉は裏切らない。地震で建物の下敷きになっても持ち上げられる」

A「なるほど、備えあれば憂い無しだし俺も筋トレしてみようかな」

C「まぁ限界はあると思うけど、運動は大事か。とはいえだるいなぁ」

B「女の子を軽々とお姫様抱っこもできる」

C「筋トレの仕方を教えてください、先生」

B「良かろう。まずは……と、ちょっと待って、彼女から電話だわ」

A「良いなぁ、やっぱ筋肉がついているとモテるんだなぁ」

C「まぁ筋肉も女の前では勝てないって感じだよな、あれは」

A「でもあいつの彼女、おっぱいでかいから実質雄っぱいでおっぱい釣っている」

C「俺も筋肉つけよう」

B「……え、ちょ、待って、ガチムチ飽きた?地震で頭を打ったら近所のイケメンお兄ちゃんに心が揺れたって?えっ……」

A「あっ……」

C「おっと……」

B「……筋トレやめようかな」

C「すべては地震が悪いな、うん」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る