年貢の納め時
A「兄さん、結婚おめでとう」
B「ありがとう。ようやくだよ」
C「プレイボーイもついに年貢の納め時だなぁ」
A「げ、おじさん、いつの間に……できれば向こうに行っておいてくれないかな」
A「おじさん知らないの?兄さんがモテていたのはそうなんだけど、ずっと一途に彼女のことを追いかけていたから年貢の納め時なのはむしろ彼女の方なんだよ」
B「おい、やめろよ」
C「へぇ、そうだったのか。熱いねぇ」
A「おじさん、頼むから向こうに行ってくれ。正直心配で、彼女の気が変わらないうちに仕事も辞めてもらって家にいてもらうことにしたんだから」
C「そんなこと言われたら尚更からかいたくなってきたな」
B「……あ、花嫁の準備ができたって……わぁ」
A「なんて綺麗なんだ……」
C「美しいお嬢さんだね。私は彼のおじで……って腕を組まなくていいんだよ。こ、こら、離しなさい!君の花婿はこちらだろ!?」
A「だから向こうに行ってくれって言ったじゃないか!彼女は重度の枯れ専なんだ!」
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