伏線が上手い方って少ないんですよね。混線させないでストーリーが展開してます。面白いです。
かつて魔王を倒した六人の英雄。だがその旅には知られていない七人目の仲間がいて、そしてその人物は、魔王討伐後に、仲間たちに殺されていた――ときが流れ、少年の前に現れた少女は素手で龍と戦い、自分はかつて魔王を倒したひとり『武道家』と名乗り、驚愕の事実を少年に伝える。これはすごい!発想、展開、文章の味わい、どれも素晴らしい!軽妙な会話の奥底に、ぞくりとする世界の壮絶さがひそむ。只今第一部読了。つづきが楽しみです。読まないと損。