第6話 刺激への欲求
「私ばっかりじゃ、ダメだね……」
倒れていたアリスは体を持ち上げ、
「あっ……
アリスは水着の上から、マルクの強張ったペニスを優しく撫でた。恐ろしく愛に満ち溢れた触り方で、マルクはそこをピクピクと敏感に反応させる。
「うふふ、かわいい。直接触ってあげるね」
アリスは水着に手をかけ、そのまま完全に脱がしてしまった。それと同時に、マルクのモノが彼女の眼前でそびえ立った。アリスは
「うっ……」
マルクは快感に声を
「アリス……もっと、強くして……」
それを聞いて、アリスは微笑み、手のひら全体で円を描くように先端を撫でた。余ったもう一方の手ではやはり全体を上下にしごき、時折付け根の玉もほぐしてくれる。アリスはマルクの反応を見てどこが良いのか完全に見極めたらしく、先端の穴を指で撫で、筋を擦ったり、引っ掛かりを丹念になぞったりした。マルクにとって、初めてと言える強い刺激を続けて受け、ついに限界を迎えようとしていた。
「あぁ……アリス……俺、もうっ!」
達する! そう思ったとき、
「ダーメ。まだイカせないよ……」
アリスは突然手を止め、マルクの体の熱は行き場を失ってしまった。今にも破裂しそうなほどに張り詰めたペニスを痙攣させ、マルクはアリスに問いかけた。
「アリス……どうして? あとちょっとで……」
「ごめんね。でも大丈夫、次はちゃんとイカせてあげる」
そう言うとアリスは指を自らの唇に当て、腕で胸を寄せ、上目遣いになり、誘惑するようにこう言い足した。
「マルクは……私のどこでイキたい?」
思わぬ質問に、マルクの
マルクのモノは、再び痛い程に充血し、次の刺激を今か今かと待っている。泳ぐ視線を必死に定め、マルクはある一点を見つめた。
「じゃ……じゃぁ、ここで……」
「うふふ、いいよ、いっぱい気持ちよくしてあげるからね」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます