別の視点 (β side)
数時間前
「β~、準備はできだ?」
「もうすぐだよ、後で一泊が必要な物を片付けて終わったらいつでも出発できる」
「そうか、じゃここで待ってる」
私は服を片付けながらルームの前で立っているシェリーに返事した。
「ねシェリー、αはどんな感じな人?」
これから一緒に住むかもしれないの人のことを先に分かったらいろいろ都合がいいって私はそう思う。
「うん~どう言えばいいかな。彼はすごく真面目でれ礼儀も正しいけど他人と関わるのは消極的ていうか避けてると私はそう思う」
シェリーは頭を傾けてαのことを考えながらまだ言い始めた。
「そうなんだ。なんだが想像と違うね、でっきりたち悪いとか偉そうな態度とかのような感じ」
「そんな人もいるけど彼は周りの人と比べればマシな人と言える」
「あのシェリーがこんなに褒めてる人は見たことがないね。彼の事を結構信頼しているね」
「ふふ、彼はこの組織で唯一私のことを信じて何も恐れずに話をする人だよ」
そんないい表情をしているシェリーを見て私はあの人は一体何者かっと考えました。
「でも、半分はシェリーの悪いじゃない?楽しい顔をして人を殺すことが事実だからこそほかの人がシェリー関わりたくないじゃない?」
「そういえばαのことを興味あるの?」
シェリーは私が話した真実をスルーして話を続けた。
「ずるいね、話をそらしたって。興味はないとは言えないね、彼は一応上層部の切り札の隊長だから会う前に他人の評価を聞きたい」
万が一彼はとんでもないの殺人鬼とか人間の皮を被っている男であればどうしても一緒に住むことを無しにしたいって私はそう思う。
「なるほど。そのユニットの隊員たちの事は知らないけどαなら大丈夫、長い付き合いだし」
「ふん~もしかしてαのことを気になる?」
「どうかな?たまにサービスをあげても彼はうれしいとか恥ずかしい表情は一切ないだし」
「よく耐えられるね、彼。普通の人ならイチコロじゃん。それで、準備完了~」
「その無表情のお陰で女性としての自信がなくなるわよ。じゃあ行こう」
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αのルーム
ふう、本当にシェリーが言った通りね。私はシェリーの隣で彼らを観察してそう思った。でもシェリーが可哀そう、あんなにしたのに彼は本当に無表情だよ。
そろそろ茶番が終わりそうだなって彼らの会話を聞いてそう思う。
私のことを簡単に説明したわ...これからは本番ね。、失礼だけど君の本心を見させてもらいますよ。
これからの行動を考えながら彼にちょっかい出した。
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