③どハマりする~氷壁の迷宮

……はい、どハマりしました。

『聖剣伝説3』めちゃくちゃ面白い。


睡眠時間を削って遊んだ結果、ストーリーがかなり進んでしまいました。

正直、前回までのようにすべての流れを記載していくとしんどい(&誰も得しない)ので、要点をダイジェストにてお送りします。


   ×   ×   ×


■ ローラント王国奪還

やったぜリースちゃん!

ナバール盗賊団なる集団の侵攻を受け占領されていた彼女の故郷、ローラントを奪還することに成功しました。


コロボックルの賢者の知恵を借りて、戦力で勝る敵を倒すという展開がよかったですね。諸葛亮か。


しかし王国奪還後もリースちゃんにはまだ気がかりなことが。それは連れ去られた弟のエリオットの安否。どうやらナバール盗賊団を陰で操っている謎の女、”美獣”イザベラが関わっていそうです。

そんなわけで故国を取り戻した後も彼女の旅は続きます。



■ 四種の精霊が仲間に

どうやらこの世界には8つの元素(≒属性)が存在し、それに対応する数の「マナストーン」が存在するようです。


そして「マナストーン」の場所まで行くと対応する属性の精霊が仲間になってくれます。とはいえ誰でも精霊の力を借りられるわけではないそう。リースが「マナの勇者」としてフェアリーの宿主になったおかげのようです。うまくできてますね。


精霊を仲間にすると様々なメリットがあります。

第一に、その属性に沿った特技などを使えるようになること。これで格段に戦力がアップしました。

特に魔法使いのアンジェラは様々な属性魔法を覚えることができるので、敵の弱点を突いて攻撃することが可能になります。これがめっちゃ楽しい。RPGにおける戦闘の醍醐味ですね。


第二に、精霊たちはリースたちが行き詰まったときに力を貸してくれることがあります。

ここまでで目立っていたのは土精霊のノーム。彼は特定の岩壁を崩す力を持っており、岩壁によって阻まれた道を通れるようにしてくれます。

これがけっこう気持ちいい。それまで行けなかった場所に行けるようになるというのはRPGの楽しみのひとつですが、「交通手段の獲得」のほかにも「特殊能力を持った仲間の獲得」という手もあるのですね。勉強になります。



■ 敵勢力の全容が少しずつ明らかになってきた

リースたちの前に立ちはだかる敵はモンスターだけではありません。

むしろ人間たちないし亜人種たちの勢力の方が強大であり、しかも敵対する勢力はひとつではありません。そして、そのことが複数の主人公が登場する今作のストーリーを複雑で魅力のあるものにしていると思います。


そんな敵勢力を現在わかっている範囲でざっとまとめてみます。

(攻略サイトなどを見れば一発でわかることですが、自分自身の勉強をかねているのであしからず)


(1)ビーストキングダム

獣人たちの国のようです。強靱なビースト兵を擁し他国を侵略しています。序盤で城塞都市ジャドを占領したのち、一時は聖都ウェンデルにも侵攻しました。今後どう物語に絡んでくるのか注目です。


(2)ナバール盗賊団

リースの祖国ローラント王国を占領し、一時はナバール帝国を名乗りました。ボスとおぼしき人物は先述の”美獣”イザベラ。彼女が特殊な呪法によって元来さほど危険な集団ではなかったナバール盗賊団を操っているようです。


ちなみに主人公のひとり、盗賊のホークアイは元ナバール盗賊団の一員だったようです。

このいけ好かねえチンピラ崩れがリースちゃんに初対面でキスしたシーンでは画面越しにぶん殴ってやろうかと思いました(たぶん手とかだと思うけど)。

でもそのときのリースちゃんの反応が純真でかわいかったのでヨシ!


(3)魔法王国アルテナ

アンジェラの祖国で、彼女の母である理の女王が治める国です。

各地の「マナストーン」を解放し、その力で覇権を握ろうとしています。禁断の古代魔法の生贄とすべくアンジェラの身柄を狙っています。


君主は理の女王ですが、どうやら彼女の重臣である紅蓮の魔導師という人物に操られている様子。

また主力は魔法兵(※名称忘れ)なのですが、なぜか女性を中心に構成されているらしく、そのコスチュームはアンジェラと同様に露出が多いものになっています(ハイレグレオタード)。この世界の服飾デザイナーは変態しかいないのか(歓喜)。


※余談ですが、のちにシャルロットがリースとアンジェラに「そんな格好で寒くないんでちか?」とたずねるシーンがありました。そりゃそう思うよね……。


(4)神獣

厳密に言うと敵対しているわけではありませんが、「マナ」の力が悪用されるなどして枯渇すると封印されている神獣たちが解き放たれ、世界が滅びてしまう模様。


(5)ほか

「黒耀の騎士」「黒の貴公子」「邪眼の伯爵」なる存在が登場しましたが、詳細は不明。(単に私がシナリオを読み飛ばしてしまった可能性が高いです。ちなみに邪眼の伯爵はリースの弟の行方に関わっているようです)


■ 海上を移動する手段を手に入れた

道中で「ブースカブー」という海の主に認められ、「ぴーひゃら笛」というアイテムを使うことによって彼を呼び寄せることができるようになりました。彼の背中に乗って海上を移動することが可能になったわけです。


RPGではこうした移動手段を手に入れるイベントも重要ですよね。

また移動力の向上によっていままで行けなかった場所を探索できるようになる楽しさも醍醐味のひとつ。


ちなみに、今作ではもうひとつ面白い移動手段が登場しています。

それは「大砲」。つまり、主人公たちが砲弾の代わりに発砲され、橋のない崖などを飛び越えるというものです。

スーファミ時代のドット絵なら違和感も少なかったのでしょう。

しかし、それなりにリアルな3Dグラフィックで描かれるキャラが風車みたいに回転しながら吹っ飛んでいく様子はなかなかシュールなものがあります。



■ クラスチェンジ

リース、アンジェラ、シャルロットの三人がクラスチェンジしました。

リースは「ワルキューレ」、アンジェラは「デルヴァー」、シャルロットは「エンチャントレス」を選択。


クラスチェンジもRPGではテンション上がるイベントですね。

単に強くなったり使える技が増えるだけでなく、見た目が変わるという演出が素晴らしい。

リースの新クラスは見た目で選びました。闇落ちする別分岐もエロくて素晴らしかったのですが、ワルキューレがかわいかったので。



   ×   ×   ×


他にもいろいろ語りたいことはあるのですが、とりあえず今回はこんなところで。

しかしまぁ、本当によくできたゲームだと思います。

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