おまけ編『やっと転生しちゃいました!!』

ゼウス「やっとWここまできたWWW」


カナ「マジwwグダり過ぎだわwww」


――――――


―罰の内容―


私はある空間へ繋いでいた……そう、ゼウスの背後に…

繋がっているから無論ゼウスが安心してる様子が分かる

うフフ…怒ってる理由を理解した謝罪を見るまで罰はおワラナイよ…


カナ「ある日若者は…」


ゼウス「イヤァアー!!何で後ろに!?てかどうして続行ー!?」


カナ「……怒ってる理由の謝罪を要求する」


ゼウス「え…理由?それって…」


カナ「自分で考えて…流石におかしいと思いカメラを設置して…」


ゼウス「教えて!?ジャナイお願いします!教えて下さい!?」


土下座して教えを請う最高神って…

つか、理由ぐらいちょっと考えれば分かるだろ

というワケで続行


カナ「翌日設置したカメラの中身を確認すると」


あ、とうとう泣き出しちゃったよこの最高神


カナ「最初辺りは普段通りだったが…

お昼辺りに差し掛かると押し入れの戸が開き中から…」


ゼウス「あ!分かった!

勝手に若返らせてスミマセンでした!!」


最高神再び土下座

惜しいが続行


カナ「中から髪の長い女が出てきて部屋の中を漁ったりして徘徊をした。

しばらくすると、女は押し入れに入り戸を閉じた」


ゼウス「何で続行!?」


カナ「そして…部屋の扉が開き入って来たのは若者で入ってすぐ若者がカメラに向かう姿が…


そう、ビデオを確認した若者は知ってしまった…押し入れの中にいる女の存在に…」


とりあえず、罰は一旦止める


カナ「………分かりました?」


ゼウス「ズミ゛マ゛ゼン゛…わ゛がり゛ま゛ぜん゛…

教゛え゛でぐだざい゛…」


うん、メッチャ涙目&鼻水垂らしまくって汚い

しかも、それでまた土下座してきた


うん、まぁ…流石にやり過ぎた感出てきてわ…

仕方ない…教えよう


カナ「ハァ…さっき惜しかったけど若返らせた事も報告しなかったからだよ」


大事な報告は義務でしょうが


ゼウス「え゛…も゛じがじで、ぞれ゛だげ?」


カナ「当たり前田のクラッカー……若返らせた事もムカついたけど、何よりムカついたのはその事を黙ってた事よ

はい、コレで鼻水かんでコレで顔拭きなさい」


私は肯定しつつゼウスにティッシュ箱と濡れタオルを渡す


ゼウス「チーンッ…ありがとう…」


ゼウスは鼻をかんだ後顔を拭きながらお礼を言った


いや、まず謝罪しろよ」


ゼウス「途中W声出t…」


カナ「あ‶?」


ゼウス「若返らせた事を黙っててスミマセンでした!!」


土下座でちゃんと謝罪したので…


カナ「よろしい許す…

じゃw私はもう戻るねwwwグッバイwww」


キチンと許してあげて元いた場所へ戻ったwww


―あの方法とは?―


カナっちが俺を罰した後…

二度とカナっちを怒らせないようにしよう…絶対に

ミカチンとウリーは必死に笑いを堪えてるよ…

しかもいつの間にかルシルシも中にいるし


ゼウス「ハァ…ホラーで思い出したけど…メリー電話でカナっちは此処にいたんだよね?」


ミカ「はい、ちょうど神様がお座りになってる辺りに居ました」


ちょ…まぁ、お化けじゃないからいい…かな?


ゼウス「あのさ…じゃあ、あの時俺の部屋に『開けて』と言いながらノブを回したのは?」


特にあの『開けて』は怖かったよ(つД;)


ウリ「あ、それは俺がカナの声を録音したカセットテープを再生させて、声に合わせてノブを捻ってました」


マジか

魔法が使えなくても意外と怖くいけるんだなぁ…

…ネタが分かったら怖くないな


ミカ「因みに作戦内容は全てカナさんが考えました」


ウリ「バ神を気絶させるなんて凄いですよね」


ルシ「コレからは神の仕置きはカナに任せるか怪談にするか」


ゼウス「サボらないようにしますからそれはやめて下さい。

いやマジで」


俺は土下座してお願いする

ホラーはもう懲り懲りだよ!

俺は…カナっちを絶対怒らせない事とサボリはほどほどにしようと心に決めたのであった…


―あの後の皇子達―


カナが逃げゲフンゲフン…去った夜…見張りをしていた騎士の隊長の元にテントで寝ていた筈のデブ…もとい皇子が来た


隊「皇子…どうかなさいましたか?」


皇「うむ…実はな…折り入って頼みがある…

交代しても構わないから俺を鍛えてくれないか」


隊「え!?……あぁ…なるほど…」


隊長は自分の耳を疑いかけましたが…昼間の出来事…皇子がプロポーズした少女の事を思い出して納得しました

それと同時に皇子が本気なんだなとも思いました


隊「構いませんが…国に着く前に倒れますよ?(俺達が)

だから、帝国に着いてからでよろしいですか」


因みに本音は…護衛だけで手一杯なのに訓練なんてさせたら、護衛どころか自分の身も守れなくなるからだ


皇「む…しかし…娘といつ再会しても良いように早く強くなりたいのだが…

そうだ、付き合わなくても良い俺一人で特訓する」


隊長は少し悩みました

このままだと皇子一人でも特訓を始めてこちらはそれを見張る為体力が回復出来ないな…と


隊「皇子…貴方一人で特訓始めたところで貴方を護衛する自分達が寝不足になる為民である自分達が倒れます」


そういえば、少女が民を大事にしろと言っていたのを思い出して説得を試みてみました


皇「むむむ……

仕方ない…国に戻るまで我慢するか…」


隊(よし!国に着くまで見張り以外でゆっくりできる!!)


後日帝国へ戻った皇子は即行ダイエット兼訓練を行った

 

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