学園個人戦しちゃいました!!
部『さあ、いよいよ学園魔闘大会5日目となり個人戦が始まりました!
実況は引き続きアイク!解説も引き続きヴァン先生!』
ヴァン『グゥ…グゥ…』
先生また寝てるwww
部『解説の先生は置いといて…
最初の個人戦は5人ずつ戦ってもらい勝ち残った1人だけがトーナメントに出れます』
ふむふむ、まずは多過ぎる人数を減らすと
確かに一人一人戦ってたら時間掛かるもんねww
その後は出場者は必ずペンダントを着けないとダメ、順番はクジで決める、勝敗は気絶又はペンダントを砕く又は場外にするという説明があったw
というか、結界張れよ
もしかしてw大会前日にペンダントあげすぎたかな?
そうそうアベルとタツヤは既に控え室に行って私とフォエンとネロは観客席に座ってますwww
ネロ「そういえば、今日は被り物じゃなくてお面なんですね」
カナ「そりゃあ被り物してたら他の観客に迷惑っしょ?
だからw前にアベルから貰った
フォエン「アベルから貰ったの!?」
え?何でそんなに嬉しそうに聞くの?
カナ「うん、前に被り物が壊れた後アベルがわざわざ私の部屋までこのお面を届けてくれたんだおw」
でも、その時の私はギルドに行ってたんだよねwww
そういえば、あの二人には腕輪外していいって伝え忘れてた
とりま二人に念話して教えとこ
アベルの戦闘までカットしましたwww
アベルは書記と睨み合ってお互い武器を構えているw
蝙蝠ウラドは
因みにアベルと書記以外は既にアベルにやられたwww
書記「今度、負けない、勝ったら、カナに、たくさん、抱きつく」
アベル「ボクも負けません!
だって…カナの抱きつきされるのはボクだけの役目です!
ボクのポジションを貴方に取らせません!!」
アベルがそう言った瞬間私とアベル以外が何故かズッコケた
フォエン「カナもだけどアベルも鈍い…」
ネロ「流石にコレは想定外ですね…」
カナ「何が?」
何で呆れてるの?(・ω・)
書記「自分の…気持ち…気付いてない?」
アベル「?カナに抱きつかれるポジションを貴方に譲りたくないから貴方を敵視してるんですよね?」
ああ、成る程!
道理でアベルが書記に敵視してたワケだ!!
書記「………」
あれ?書記呆れてない?
つか、その隙に蝙蝠ウラドが書記の背中を掴んで高く飛んでる
ワンコ「っ…放して!」
ウラド「断る」
書記は、じたばたと暴れるがウラドはステージの外側まで飛ぶと彼を放した
書記「プギュッ!」
部『あ…書記様が場外!よってアベル・ダークナイトがトーナメント進出!』
ちょ、予想外の勝ち方をしおったwww
その後に生徒会チームのチャラ男以外が出て会長がトーナメント進出に…
そんで最後の組になってタツヤの番になった
あ、ついでにチャラ男もいた
二人が何か会話していたが…チャラ男が防音結界張ってたのかよく聞こえなかった
部『始めぇ!』
ちょ、二人がまだ会話中なのに試合が始まっちゃったwww
何でか慌ててるように聞こえるけど気のせい?
「【ファイアストーム】!」「【ウィンドダガー】!」「【アーススピア】!」
モブ生徒達は真っ先にタツヤとチャラ男に魔法で攻撃を仕掛けたw
チーム戦で優勝したタツヤと生徒会チームのチャラ男を倒せばトーナメントに出れると思ったんだろうねwww
でも、モブ生徒達の攻撃をタツヤは斬ったがチャラ男は足元から出した闇で魔法を全て取り込んだww
チャラ「コレ等いらねーから返すわー」
チャラ男はそう言ったら闇から取り込んだ魔法をモブ生徒達に放ちモブ生徒達に当たる………
あれ?チャラ男って意外に強いの?
タツヤ「意外に強かったんだ…」
チャラ「そりゃー生徒会だからなー」
そういえば生徒会って最低でも強者でなきゃなれないんだった
タツヤ「そんなもんですか…」
タツヤ…チャラ男と会話しながらもモブ達のペンダントをしっかり刻んでるwww
チャラ「んじゃー…後は俺とアンタだけだな…」
地面から闇を出したチャラ男はタツヤを睨んだ
タツヤも神無月を構えた
チャラ「【ダークネスウェーブ】」
瞬間…タツヤに向かって闇の波が迫った
タツヤは慌てた様子もなく波を斬ってチャラ男に素早く近付いてペンダントを斬った…
チャラ「残念♪【ダークイローション】」
筈だがそれはチャラ男が魔法で作ったフェイクで闇がタツヤを襲い蝕んだ
タツヤ「っ…【ライトピュア】!」
その闇を光魔法でなんとか浄化したタツヤ
そこへチャラ男が魔武器のハンマーで攻撃
タツヤはなんとか耐えたらしく気絶はしなかった
……なんかガチバトルになってきてない?
タツヤ「グッ…」
チャラ「へー…結構ヤるじゃん…でもコレで終わりだ
【ダークネスソーン】&【ダークイローション】」
闇の棘が侵蝕しようとタツヤに襲い掛かった
タツヤ「【ライトエクスプローション】」
が、光の爆発が起きて闇が消えた
眩し過ぎ
コレはネタに入るべきでしょwww
カナ「目が目がぁwww」
って、やってる間にチャラ男は光に目が眩んでタツヤは素早く近付きペンダントを斬る
同時に光が治まりチャラ男は転移した
相手の闇魔法を打ち払うだけじゃなく、それを利用して相手を倒すとは流石だおwww
その後色々あって午後の部になりました
因みに私は今、被り物に変えて解説として実況席にいますwww
だって、ボー爺ちゃんから猫喫茶でお茶奢ってもらえるしwww
部『さあ、午後になったところで解説に一年のS特のイチジョウさんが加わりましたー!』
カナ『イエーwww』
ヴァン『加えて俺も解説かよ?』
当たり前だ仕事しろ
部『因みに最初に戦う順番は既に決まってますので呼ばれた方から出て来て下さいね!』
カナ『午前でトーナメント進出した順だけどねwww』
お話で決まったしね
部『イチジョウさんバラしちゃダメです!
楽しみがなくなっちゃうじゃないですか!!』
別によくね?
カナ『そんな事より早く一回戦目の人呼んだらよくない?
時間ドンドン押しちゃってるし』
部『あ!そうでした!では――』
部長はモブ達の名前を呼んで試合を始めさせる
観戦中は暇だしお茶淹れよ
ついでに近くに座ってるフォエン達や部長にも淹れて渡そ
え?実況と解説?飲みながらだけどちゃんとしたよ
紅茶ウマー(*´ω`)
とりあえずアベルの番までカット
アベルの番になって相手は…生徒会長…
会長「ふっ…初戦で俺様に当たるとは…君も運が悪いな」
アベル「運が悪いのは貴方です会長さん!
何でカナにあんな告白したんですか!?」
ウラド「そうだ!カナはあrグエッ!」
蝙蝠ウラドが何か言いかけたがアベルが握り締めたw
てか、珍しくアベルが怒って………最近怒ってばかりだな…うん
個人戦開始後会長はすぐ私に『優勝したら恋人になれ』って言ったからね
だから、お昼の時に『会長に勝てなかったら今度の休日一日中攻撃する』って脅ゲフンゲフン…お願いしたからね
会長「何をそんなに怒っている?まさか貴様もカナを!?」
アベル「ち、違います!
貴方に勝てなかったらカナに…」
ブルッ
あり?一瞬赤面したと思ったら顔面蒼白した
部『えっと…深い事情があるようなので始め!』
部長、深くないから
っと、実況しなきゃだね
会長は真っ先に使い魔を召喚し…!?
な…白いライオン…だと!?
獅子『喚んだか?』
会長「ああ、貴様はあの蝙蝠を
俺様はその主人をやる」
ヤバいあの獅子にモフモフしたい…って違う!
カナ『ウラド!そのライオンたんを傷付けたら二度と血をあげないからね!』
ウラド「はぁ!?」
敵だろうと猫科だから傷付けたら許さないからね!
部『イチジョウさんいきなり何言ってるんですか!?』
カナ『敢えて言おう
私は猫だけに限らず猫科も大好きいや愛してると言っても過言ではない!
だから猫科である白いライオンたんを傷付けたら許さないんだからね!』
私が猫好きだと知っている人達は納得といった表情だった
因みにウラドはライオンたんの攻撃をずっと避けてる
部『えぇー…でも、だからと言って戦いですから傷くらい…』
カナ『見てるコッチが痛々しくなるから傷付いてほしくない
我が儘だって解ってるけどライオンたんが傷付いたら……ユルサナイカラ』
ウラド「ヒィッ!」
部『怖!!皆さん!絶対に猫を虐めちゃダメですからね!!
虐めたらイチジョウさんに何されるか解りませんから!!』
フフフふ…ただおシオきするだけだよ…
さて、アベルの試合も気になるけどライオンたんの方が気になるからそっち見てよ
―アベルside―
会長さんの使い魔が寄りによってカナが大好きな猫科なんでしょう…
おかげでウラドからの支援が期待できなくなりました
食い意地張ってるけど強いからなぁ…
会長「フッまさかのカナが猫好きとは予想外だが!
コレで心置きなく貴様と正々堂々一対一で戦える!」
会長さんは強いと噂を耳にしてますから、ボクとしては正々堂々はイヤです…
会長「【ファイアスピア】×10」
会長さんは真っ先に火でできた槍を投げてきた
確か会長さんの属性は火と光でしたね
とりあえず当たったら一溜まりもないですから全て避けました
会長「ほう、やるな!
ならば【ファイアストーム】×5!」
アベル「ちょ!避けるの大変ですからそんなにバンバン魔法撃たないで下さい!」
むしろ、魔力の消費が半端ないですよね!?
避けながら銃の形に変えたブラッドウェポンで血弾を会長さんの足元に放つ
会長「フンッどこを狙っている!?」
会長さんの足元ですと答えたいですが狙いがバレますから言いません
第一、当たってもボクの血で血まみれになるだけですから………会長さん狙った方がいいね
何故か分かりませんが、腹が立ちますし
今度は会長さんに思いっきり血弾を当てて血まみれにする
会長「何故いきなり当ててきてるんだ!?
しかも威力が嫌がらせ程度ではないか!!」
それは当たっても死なないようにしてますからね
そろそろ良いですね
会長さんの周りにある血を会長さんを拘束させる
会長「なっ!?くっ!【ライトランス】!」
魔力で血を硬めてありますから暴れても動けません
でも、暴れながらも会長さんは魔法を放ちますがボクは避けながら近付いてウェポンを棒状に変えて会長さんを殴って気絶させました
―カナside―
アベルが会長を気絶させたからライオンたんが消えた…
あぁ…ライオンたん…(´・ω・)
部『いやぁ…意外な事にダークナイト選手が勝利しましたね…』
ヴァン『いや、意外じゃねぇだろ…
ただ今までは本気じゃなかったんだろう
だよなイチジョウ?』
カナ『ライオンたん…モフモフしたかった…』
後で会長に頼んでモフモフさせてもらおう
部『聞いてないですね
では次に行きましょう!』
あ、今だけでもいいからフォエンに白たん出してもらお
カナ『フォエン白たん出してー』
フォエン「うn…」
部『実況席ですから使い魔出したらダメですよ!!』
oh…なんという事だ…
カナ『白たんかライオンたんいや猫をモフモフしたい…
できないならアベルに抱きつきに行こうかな』
ガタッ
ヴァン『心の声だだ漏れだぞ』
フォエン「カナ!白をなんとか小さくしたから!」
白『なんだかご主人が必死だったから小さくなってみたぞ…』
猫サイズの白たん萌えー!被り物外して撫で撫でー!モフモフー!
白『ゴロゴロ…』
はぁ…癒される…モフモフ…
部『(残念な美少女だ)……イチジョウさんは放っておいて次は――』
この後は至って話してもつまらないからタツヤがイケメンと戦うとこまで白たんモフってよ
白たんに癒やされ、やっとタツヤとイケメンの対決になった
部『始め!』
イケ「竜也行くよ!ハァ!」
イケメンは合図と共に煌びやかな剣を出し身体強化してタツヤに攻撃
だけどタツヤは身体強化せず避ける
確か勇帝だっけ?帝のクセに一連の流れが遅い
コレじゃあ会長とかその辺りの方が強いわ
タツヤ「遅っ…コレならあの会計の方が早かったぞ」
タツヤは素直な感想を言うとイケメンを殴ったり蹴ったりしてる
「いいぞ!」「もっとやれ!!」「イケメンリア充に制裁を!」って男子達からの声援
「止めなさいよ!」「非道いわ!」「マモル様に何て事するのよ!」とアレに惚れてる女子達からの罵声
因みに私は…
カナ『どうせやるなら魔法で動き封じて魔法唱えらんないように口も塞いでそれから顔面狙ってアン●ンマ●みたいにしてやればいいのに』
無論タツヤにアドバゴホン…声援です☆
なんか卑怯とか贔屓とか雌豚共の声が聞こえたけど気のせいだね
タツヤは言われた通りにしてくれてイケメンは見事アンパ●マンにwww
つか、イケメンは武器使ったのにタツヤは素手っていうねwww
あ、イケメンが気絶したのか転移した
チッ
部『イガラシ選手のダウンによりシンジョウ選手の勝利!!
モテリアジュウザマァ!』
おい部長w
本音をマイクに拾われてるおwww
まぁ、それからはアベルとタツヤは順調に勝ち進んで決勝戦www
部『まさか2日目にやる筈の決勝戦が1日目に短縮されました!
いやはや何故こんなに早かったのでしょうか?』
え?個人戦って2日間かけて決勝までいくの?
ヴァン『大体はダークナイトとシンジョウが試合開始すぐに終わらせたからだろうな
なんせ、どっかの誰かさんの教育が1ヶ月間凄まじかったらしいからな…』
いや、どこの誰でしょうね?
って私ですねwww
部『へ、へぇ……どこの方で?』
ちょwヴァン先生コッチ見んなwww
部『………さて!決勝戦といきましょう!
去年までは属性無しと噂され今や血という変わった属性を持ち1S特のお気に入りのアベル・ダークナイト!
対してはどっかのリア充もとい勇者召喚に巻き込まれたと噂だが何故かそのリア充といないで1S特の友人タツヤ・シンジョウ!』
タツヤ「何だよ今の紹介!?」
アベル「でも、事実ですから仕方ありませんよね…」
確かに………ん?
カナ『部長さんちょっと…
アベルの紹介の中に私の友人が抜けてるよ』
部・タツヤ『「そっち!?」』
おぉ、ダブルサウンドwww
アベル「友人…友達…ですか…ハハ…(あれ?ボクは何でこんなに落ち込んでるんだろう…)」
あれ?何でアベルは落ち込んでるの?
部『では!紹介も済んだところで始め!』
合図の瞬間二人は互いの武器で
部『えぇ!開始と同時に既に2人が競り合ってる!?
速すぎて動きが見えません!?』
カナ『つか、一瞬でタツヤは身体強化アベルは血属性で魔装してんだもんw
普通の人にゃ見えないねwww』
ヴァン『魔装って…そりゃあ普通の生徒じゃ勝てねぇワケだわ…』
今度は互いに魔法ボールの撃ち合いだww
タツヤのは属性が付いてるから見えるけど対するアベルは無属性だから見えづらいw
それに、アベルは身体強化の上位版の魔装してタツヤは身体強化
戦い方ではアベルが有利だがそれは短期戦での場合
魔装ってのは強化よりも魔力の消費が激しいから長期戦に持ち込まれたらアベルの勝機はなくなるに等しくなる
だからと言って強化は血その物が属性なのでできないのだ
なら、無属性は?と言うかもしれないが…
アベルは属性があると喜んでたから無属性での強化をすればいい事を忘れてるのよねwww
アベルが無属性で強化すればいい事に今気づいたらしく一瞬で魔装を解いて身体強化した
その隙にタツヤがアベルのペンダントに切りかかる
だが、解いた時の血を使って防御したアベル
再びガチバトルぅううう!
二人して会話も魔法も唱えないから武器の鍔迫り合いの音しかしねぇえええ!
部『あの…速すぎて武器同士がぶつかる音しか聞こえないのですが…』
ヴァン『俺も目で追い付くのが精一杯だ…』
ですよねwww
一般人には何が起きてるか分からないよねwww
カナ『速い速いwww
でも、拮抗してるから中々勝負が着かないねww』
いっそのこと、ジャンケンさせようかなwww
部『あ、イチジョウさんは見えるんですね…』
カナ『もち
お互い重力の腕輪外してるから余計に速いんだろうねww』
ヴァン『マジか…』
カナ『YES☆…ん?』
二人の頭上から高い魔力を感じるなぁ…
部『どうかしまし…』
ドオンッ
部長が話し掛けてきてる途中、二人の上から魔法が降ってきた
しかも上級のを
二人は戦うのを一旦止めて上にいる魔法を放った人物(?)を睨み付ける
部『な、一体何が!?』
何がじゃねぇ
コレは…
?「聞け!人間共!!」
魔族からの宣戦布告フラグだね
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