第10話

注意!!  微エロ?注意です。

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2年にも渡る同居の中でついに告白の言葉を口にした。よく続いたと思ったが、互いが信頼してないとこの世界では生きていなかったから、互いを知ろうとしていたら好きになっていた。なんてよくある話ではないだろうか。


彼女からの答えは…


「こ、こちらこそ改めてよろしくお願いします…」


OKだった。これで振られていたらなんて考えたくもない。気まずくて死にそうになっていたかもしれない。


それにしても、いじめの件で軽く人のことを信じられず、嫌いになっていた節が俺の中にあったのに彼女はそんな嫌な心をすり抜けて親身に接してくれた。こんな異世界で猫を被り続けるなんて無理な話だろうし、たかが1人に猫をかぶることなんてしないだろう。


後から聞いた話だが、彼女には称号で「支える者」というのを最初に取得していたらしい。あと、スキルで「新婚のすゝめ」っていうのも。なんで結婚してもいないのに新婚?とは思ったが、カミサマとやらがこの未来を読んでのことだろう。


先程の夢のことなんて忘れてしまうほど光への告白で神経をすり減っており、再び眠気が押し寄せてくる。…まだ、深夜の3時だからな眠いのは健康優良児である俺らからしたら当たり前である。


「ふぁ〜…ありがとう。安心して眠くなってきたよ。」


「ふふっよかった。いつでも頼ってもらってもいいんだからね。」


「じゃあせっかくなら今からでも頼っちゃおうかなぁ?」


眠気で思考が上手く回らない。


「一緒に寝よぉ〜」


「えぇっ!!」


すごい動揺してる。やっぱり可愛いな。


「付き合うのだからいいのかな?…でも手を出されても…あれ?いいかも…」


光が小声で何かを呟いている。少し不穏な気配がした。まぁ、今は眠くてそんなことは考えてられない。


「…いいよ。一緒に寝よ。」


覚悟を決めたのか座っていた椅子から立ち上がりベットに近づく。


俺は先にベットに入っていた。先程は嫌な夢で起きてしまったが、寝ていた途中だったから準備は不要だった。


いつしかに狩った、なんていう鳥か忘れたものの羽毛を詰めて作られた羽毛布団を上からかける。夏は通気性が良く、冬は熱を溜め込むという優れものだ。


シングルベッドより少しだけ大きいこのベットは異世界特有の前世界と少しずれたサイズ感の違いによるものだ。


いくらシングルよりも大きいと言え、2人が入るには些か小さい。背中合わせにしているとやはり背中が当たってしまい、すごい意識してしまう。…ノリで誘ってしまったがこれって…いや、考えるのはよそう…と言いたいが、俺だって少しだけ闇を抱えた健全な男子高校生。アンナことをしたくないとは言わない。むしろしたい。だが、高校生だから…という謎の言い訳で踏みとどまっていた。…しかし、というかやはり、気づいてしまう。


(あれ?ここ異世界だから誰の目を気にしなくても良くね?)


理性が壊れた。


-日の出。


朝チュンした。


「眠かったのについ…」


「いきなりでびっくりしたよお…」

(でも…気持ちよかったなんて言ったら…いやいや、私ったら痴女⁉︎踏みとどまるのよ。)


「でも…気持ちよかった…」


あっ言っちゃった。心の底からの言葉だからつい口から漏れちゃった。


「良かったよ。」


幸い痴女だなんて思っていないようで安心した。


…好きだって言ってくれたんだから私のことを痴女だなんて言わないものね。きっと。


朝日が眩しく私たちの視界に写るなか、見えていたのか彼/彼女だけだった。


-少し進んでその日の夜の直前の夕方。


「昼まで楽しんでそっから気絶する様に寝ちゃったね。」


付き合ったということを存分に楽しんでいた。


「というか、自由に生きるって、こんな欲に塗れ切ったものは…なんか違うんだよなぁ…」


「気持ちいいけど…そこはやっぱり気持ちは切り替えていかないとね。」


そこも両者一致で頻度を考えて楽しんでけばいいという結論に落ち着いた。


その日は何も食べず、気を失ったかのように寝てしまっていた。


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すみません童◯なもんでこれが微エロに入るかわかんないです…すみません。一応注意喚起はしておいたから平気かな?

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