入り口
丘を超えました。
砂利道は街の門まで続いているみたいです。
門までの道は、見る限りの荒野。
ところどころ、雑草が生えているみたいですが、野生の動物たちには少し住みづらそうな環境です。
汽車が蒸気をあげて走っています。
街の向こう側から、駅のある街の中心部に向かっているようです。
それに、どこへ向かうのでしょうか、上層街から飛行船が飛び立とうとしていますね。
御者さんと街についてしばらく話していると、御者さんが前方を指差しました。
もうすぐ門に着くようです、街にずっと近づいています。
遠くから見ても思いましたが、思っていたより小さな門です。
それもそのはず、ここは街の裏側、いわば裏口なのです。
この馬車は、この門の前までの約束なので、お別れです。
門に着き、馬車を降りました。
門には簡素な検問所があるのみで、身分証の提示だけで簡単に入ることが出来ました。検問所で地図を貰えたので、貰った街の地図を見ながら、少し歩くことにします。
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