第2話 天に勝る者
時は2058年。天勝 司の名を知らない人は日本にはいない。というのは言い過ぎだが、ある程度の常識を学んだ人間は大抵はその名に心当たりを持つことだろう。
日本でも有数の一流大学を卒業後、東証一部上場の中でもトップクラスの企業へと就職。夜間でのMBAを取得と並行して営業部門でMVPを獲得。その後は、コンサルティング会社を設立し、そこでの成功を得て、現在では、全世界従業員数10万を持つ企業のCEO、個人資産40億ドルを稼ぐ経営者。それが現在、日本で最も社会に貢献しているといわれる男の経歴だ。
“日の丸の影には天勝 司の名あり”
「社長、明日の午前10時からシリコンバレー〇〇社との共同事業に関する会議があります。」
「アメリカか。今から飛行機を出すのは非効率だ。リモートでのみ参加に応じると伝えておけ。」
「はい、続けて、午後13時からは、以前寄付をしたボランティア団体でのスピーチがシンガポールで御座います。」
「遠い。後でムービーを送っておく。代わりにそれを流せ。」
「社長。今現在の行われている医療分野への投資の件なのですが。」
「投資は続けろ。特に細胞再生医療に関しては今の2倍追加だ。近々重大な開発発表があると情報を得ている。」
「社長、只今担当しているクライアントの件で相談が!」
「〇〇社と連携している共同プロジェクトの件でお話がっ。」
「社長っ!!」「社長っ!!」「社長っ!!!」
ビル内は今日も多数の社員の声で賑っている。
その一つ一つの大半が、現在、そして、未来を支える大きな事業へと繋がっていく。
「社長、明日の夜の予定の件なのですが。」
ようやく一段落を終えた後、秘書の草壁が隣を訪れ口を開く。
それを聞いた司は、腕を上げ、背筋を伸ばした。
「夜はキャンセルだ。流石にこれ以上は身体に響く。何せ、俺はこの世に生まれて既に...。」
「60年ですか。」
ぽっと草壁から数字が出た。
「55では無かったか。」
「いいえ、60年です。そして、明日の夜はその60年目の還暦を祝う記念式典が御座います。世界各国から1000を超えるゲストが集まる予定です。」
「そうか。この俺も今やそんな歳か。どうりで近頃身体が重いわけだ。」
「どうされます?体調が優れないのであればキャンセルは致し方無いですが。」
「いや、そういう話なら出席せねばなるまい。主役は不在のパーティーなど花の無い花瓶と同じだからな。」
「それは何よりです。」
「だが、それは明日の話、俺たちがこなすのはこれからのスケジュールだ。次のクライアントがある。早く社を出るぞ。」
そう告げて、一歩踏み込んだ瞬間だった。
ーん?
司の脚は地面を滑るように崩れた。
ただバランスを崩したのでは無いことはすぐに分かった。
視界は上下逆転し、最後には床へと平行になる。
....長っ!...社...っ!!...ゃちょうっ!!
遠くで大勢の声が聞こえる。司の意識は脳内の全てをかき消すように白く染まっていった。
「癌ですね。」
翌日、純白のベッドに横たわる司に対し、白衣を纏う老人は告げた。
「は?」
司の目が丸くなる。それを見て老人はさらに言葉を続ける。
「PET,MRIによる検査を行いましたが、少なくとも三ヶ所への転移が認められます。余命は正確なことは言えませんが多くても三ヶ月といったところでしょう。」
「おい、このヤブ医者っ、テキトーなことを言うんじゃないっ!」
ずっと椅子に座っていた秘書の草壁が怒鳴り声を上げた。
「テキトーではありません。適切に当てはまることを述べたまでです。残念ですが、延命は諦めた方がいいでしょう。」
病室の全体に騒めきが広まっていく。
「社長ご安心ください、このような三流ではなく世界で3本の指に入る医師を手配します。」
不安と焦りに塗れた顔で草壁は司に言い寄る。
「聞き捨てなりませんな。これでも義務教育課程を3年飛び級しハーバード大学を主席で卒業した身なのですが。」
「うるさいっ!名医を名乗るなら6年くらい飛び級してからにしろっ!!」
「ちなみに、21歳で卒業したのは歴代で私のみです。」
「そこは自分との戦いだろっ!自分の記録を破れない程度だから三流なのだっ!」
草壁は医師との討論をひいひぃと済ませ、直ぐに周りの部下たちに声をかける。
「おい、お前たち直ぐに世界中の医療機関にコンタクトを取れ。なんなら、名医100人集めて会議を開かせてもいいっ!金は用意するっ!早くっ!」
「良い、一旦黙ってろ。」
「ほら、社長も良いと言っているっ!あれ、今黙ってろって。」
静まり返る病棟。
瞑っていた司の瞼が開く。そして、落ち着いた声で続ける。
「貴方を名医と見込んでもう一度問おう。俺は助からないのか。」
それを見て、医師は小さい丸メガネに手を当てると数秒の間の後告げた。
「えぇ、この世の智と財を全て注ぎ込もうとも、貴方は数ヶ月後にはこの世を去るでしょう。」
「そうか。」
「社長...。」
皆が沈黙のもと見守る中、司の身体からすうっと空気が抜けた。
そして、
「やめだ辞め、誕生日式典も、その後に控えるミーティングも全てキャンセルだ。」
威厳も風格もない投げやりな口調で彼は言った。
それを聞いて、すかさず、草壁が顔を真っ青にして近づいてくる。
「そ、そんな。お気持ちはこの私では推し量り切ることは出来ません。が、ご無礼ながら、今自暴自棄になれば貴方の部下総勢10万名の未来が危ぶまれることになりますっ!」
「まぁ、なんとかなるだろ。」
「ならないですっ!」
「いやぁ、何とかなるんじゃね。」
「だから、ならないですって!というか、その気の抜けた口調やめて下さいっ!貴方のイメージが崩れて気持ち悪いんですっ!!」
血相を変え、腰を丸めた司に草壁は必死に問いかける。
「第一貴方の後を誰が継ぐというのですかっ!!」
「それなら問題ない。代わりは今用意した。」
「へ?」
司の指がまさに必死に問いかけていた男を指す。
「草壁。」
「はい。」
「今からお前がツカサ・グループ代表取締役、もとい、二代目社長だ。」
「は、へ、はぁ?!?!?!?」
その声に草壁が崩れ落ちるように倒れた。
「草壁さんっ!!いえ、二代目社長っ!!」
「二代目社長が倒れたっ!!今すぐ緊急治療室にっ!!」
死の存在を感じた時、人は誰もが終わりのない恐怖に襲われる。そして、その死を受け入れるまでに数日を有し、その上で、死を迎えるその時までに何をすべきかをノートに書き記すという。
その行動の前では年齢も性別もましてや地位も無に帰すことになる。
それは歴史の中で数々のストーリーを描いてきた天勝 司でさえ例外では無かった。
一つ同じ境遇の彼等と違いがあったとすれば、最後にやるべきことを記すはずのノートがいつまで経っても白紙だったことだろう。
“もし今日が人生最後の日だとしたら、今やろうとしていることは 本当に自分のやりたいことだろうか?”
まだ制服をまとっていたころ学校の授業で過去の偉人が残したスピーチを聞いた。
その言葉は、1人の少年の価値観に影響を与え、彼はそこから40年もの間、一日一日を己の最後の日と捉えそれを成してきた。
だから、己の人生を振り返った際、そこに後悔は無いのだろう。
だが、問題は別にある。死という誰もが一度だけ経験する特別なイベントは人生を既に全うしていた彼に取っては特別では無くなってしまっていた。
無論、小さい頃はプロスポーツ選手など俗らしい夢もあっただろうが、それを成し遂げるには三ヶ月は短すぎ、初老を迎えた身体では余りにも遅すぎる。
要するに、残された短い期間で出来ることは精々手の届く範囲のことで、その範囲で出来ることは既にやり終えてしまっていた。
天勝 司がこの世を去るまで残り三ヶ月。本来なら最も濃くなるはずの時間は、ただただ生きているのでさえ苦痛に感じる程の退屈を味わう罰ゲームへと化していた。
「まさか後悔なく生きてきたことが最後に己を苦しめることになるとはな。」
ワインを片手に顔を赤く染めて、上機嫌に呟く。
「へぇ、私もそんな贅沢なこと言って見たいものです。」
「贅沢程つまらないものはない。夢は届かないからこそ美しいんだ。全てを得てしまった後そこにあるのは無だ。」
「そんな退屈なら、残り三ヶ月でも会社を手伝ってあげたらどうですか。ほら、今日の新聞の見開きなんて、天勝 司、電撃辞任っ!!原因は癌かっ!?かつて天を掴んだと言われた男も病には勝てないっ!?ですよ。お陰で会社には電話が殺到、株価は大きく下がり、日本の経済は揺れに揺れまくっているらしいですよ。」
「俺はもう退いた身だ。それに、ツカサ・グループの人間はそんなヤワじゃない。まぁ、仮に会社が潰れようが、日本が経済破綻を起こそうが、月が落ちこの世が終わろうがこの際どうでもいい。何をしたところで死するべき者があの世に持っていけるものは何もないのだからな。」
「意外とドライなんですね。」
「リアリストと呼べ。ところで、一つ聞きたいことがある。」
「なんですか。」
「お前誰だ。」
司の問いに、テーブルで優雅に紅茶を楽しんでいた白服の青年は困った笑みとともに返す。
「えー、それ今更聞きます?」
「最初は、酔いで幻覚でも見ているのかと放置していた。こうして話しかけている今でもまだその疑いは晴れてはいないがな。」
司がいるのは40階建ての高層ビル最上階。最新技術を導入した様々なセキュリティーに加え、今は警備員も複数導入している。それを馬鹿ほど目立つ白いコート一枚の青年が涼しい表情で部屋にいるのだ。冷静に考えれば考えるほどありえない現象が今目の前に起きてる。酒のせいにするのが最も現実味がある。
「私はそうですね。使者とでもいいましょうか。」
「使者だと?寿命は三ヶ月と聞いていたが案外早く迎えがきたようだな。」
「生憎、あの世からの使者ではないですよ。私は私なりの思惑の中で貴方に実行してもらいたいことがあってここまで来ました。」
「この俺に実行だと。ふっ、先に言っておくが、何を告げようが、俺に要求があらば、それ相応のリターンがあるのだろうな。無論、あまりに余っている金以外でな。」
実際、この部屋には俺の声一つで直ぐに駆けつける防犯システムが施されている。
が、それを知ってなのか、青年の表情に動揺は無かった。
「金以外ですか、なら、そうですね。」
そういうと、彼はにっこりと笑う。
「貴方を今まさに蝕んでいる病を治すというのはどうでしょう?」
「...ぶっ、ぶははははっ!!」
青年の言葉に司は数十秒の間笑い続けた。
そして、呆れたように告げる。
「ほう、お前はこの世の財と智を全て集めても不可能と言われたことを可能に出来るというのか。」
「はい、可能です。」
「そうか、ならっ!」
司はテーブルの置いてあったワイングラスを手首に叩きつけた。
パリンッ!!
途端、一面に血が飛び散る。
腕から滴る液体を見せつけながら、司は笑みを浮かべた。
「この程度は直ぐに治せるのだろ。」
突然の光景に、柔和さを崩さなかった青年の表情が一瞬揺らいだ。
「酒が入っているとはいえ、大胆なことをなされるのですね。」
「笑わせる奴は嫌いじゃない、だが、嘘をつく人間が俺は嫌いだ。今からまだ怒りが抑えられそうだ。さっさと去れ、傷はその後で治療しておく。」
「そうですか。なら、その必要はありませんね。」
そう再び余裕を含んだ笑みを浮かべて視線を司の手に向けた。
すると、先ほどまで傷だらけだった腕は跡一つない白い腕へと変わっていた。
それだけではない。飛び散っていた血液も割れていたはずのワイングラスも全てが無かったかのように元に位置に整地してあった。
信じられない出来事に、司は数秒の間の後口を開く。
「...何をした。」
「貴方が言ったようにその程度のことは造作も無いことです。我が社の開発した装置を使えば。」
青年はコートの内側から黒いキューブを取り出した。
「これは時間を操る、言わば、タイムマシーンです。先ほど私はこれを使い貴方の身体を傷つく数秒前に戻しました。」
「タイムマシーンだとっ!?」
司から始めて驚きの声が上がった。
それを聞いて、青年は少し弾んだ声音で、
「話を聞く気にはなりましたか。」
司は言葉を失っていたが、少しすると頭を押さえながらソファーに座った。
「分かった、話を続けろ。」
「先程も軽く述べましたが、私たちは貴方にとある提案をする為に来ました。その達成条件として、貴方の病の治癒を約束いたします。」
青年の言葉に、司は腑に落ちたように脚を組む。
「あぁ、なるほど、そういう話か。時間への干渉は我が社を含め全世界の名だたる企業が研究に失敗した分野だ。それを売りつければお前たちには曽孫の代になっても余りあるほどの富が手に入る。が、それ程の発明なら商売相手は一企業ではなく、アメリカや中国などの国家にするべきだと思うがな。」
「助言は有り難いのですが生憎国に技術を売る気はないですし、勿論、貴方の会社にも売る気はありません。」
青年は言葉を続ける。
「天勝 司さん。貴方には、タイムトラベルの被験者として過去に戻り3ヶ月を過ごして頂きます。」
「たったそれだけか。」
「はい、というか、思ったより動揺しないのですね。」
「動揺はタイムマシーンの存在を聞いた時に済ませた。だが、正直、お前の提案は予想外ではあった。」
そう言って、司は上げに手を当て考えむ素振りを見せて、
「過去への干渉による未来への影響は。」
「あぁ、言い忘れてましたが、貴方が向かう先は、限りなくこの世界と同じ事象の生じている別の時間軸です。簡潔に言うと、その過去は今貴方の存在しているこの現代には直結していません。どれだけ罪を犯し、悪名を轟かせようとも、過去から帰還した際に、貴方の経歴には一切傷が付かないのでご安心を。」
「タイムスリップ自体の失敗するリスクは。」
「我が社では既にテストは済ませています。現在のところ、失敗例は0です。」
即答を続ける青年。司は、ふぅ、と息を吸って肩を落とした。
「なら、尚更理解に苦しむ。ノーリスクでハイリターンを得れる俺に対し、お前たちには一体何のメリットがある。」
「それは何と言いますか、私たちも依頼されている側でして。」
「依頼だと?」
「はい、その方は貴方には過去に一つだけやり残したことがあると言っていました。そして、それを実行できるようにすることが私たちへと依頼内容です。」
「ふっ、誰だ、そのような勝手な妄想を押し付けている奴は。確かに、成功を手にするまで数ある失敗はあった。が、それらがあるからこそ今の天勝 司がいる。わざわざ過去に戻ってまでやり直したい未練などない」
「それは未練がないんじゃ無くて、本当は覚えていないだけなんじゃないですか」
「っ...」
青年の言葉に司の目の色が変わった。
「貴方の電子ファイル、そこには1日のスケジュールだけでなく食事や人との会話、そして、周囲の人間や、自分自身についてまで詳細に記載されていますね。昔からよくメモを取られるというのでしまたら、几帳面という言葉でもまだ納得は出来ます。しかし、記録を見ると頻繁にメモを取るようになったのはここ数年のようです。その時から貴方の記憶を蝕む病は始まっていたのでしょう?社長の座を突如譲ったのも、既に経営者としての能力に限界を感じていたからとか」
「…全く気味の悪い若造だ。」
呆れ口調で告げる。
「お褒めにいただき光栄です。そして、今回、条件達成の特別サービスとして、その記憶の病の完治も約束しましょう」
「いらん。誰が見ず知らずの者の手など。」
「なら、貴方は自身が成し遂げてきたことも忘れ、自分さえも分からなくなっていく中の死を結末を望みますか」
青年の言葉が司の胸に侵入する。
提案を強行うする素振りはコイツにはない。断るのは難しいことでは無いのだろう。
だが、その先に一体何がある。
俺は、この数十年で天勝 司という存在を描いてきた。しかし、その名で成し遂げてきた全てを忘れ、最後には自分自身さえも忘れてしまったとしたら。
その時、俺は一体...。
突如、手が震え、身に覚えのない戦慄が身体中に迸る。数十秒、静まり返った空間。冷や汗が頬を通過すると、司は、くっ、と悔しげに呟き、
「…俺も脆くなったものだ」
「おっ、ということは」
「勘違いするな、全てを信じたわけではない。が、お前の提案に乗らねば生憎先の身なのでな。」
「それは何よりです」
「そうと決まればさっさとやり方を教えろ」
「はいはい、少々お待ちをっ」
わざとらしく無邪気に騒ぎながら青年はどこからともなく先程のとは違うもう一つのキューブを取り出した。
「これが貴方が使用する装置です」
「さっきのより小さいな」
大きさは男の手のひらに収まるほどのサイズ。
「持ち運びに適した形状にしております。時間設定などは既に済ませておりますので後はスイッチを入れ、上のボタンを押すだけです」
「そうか、ではな」
司は何の躊躇いもなくスイッチのボタンを押した。
途端に、微粒子の光が周りを覆っていく。
「おぉー、思いきりいいですね」
「考えても仕方がない。こういうものは行動に限る」
「それもそうですね」
「最後にもう一つだけ教えろ」
「なんです?」
「その依頼人とやら、それは何処のどいつだ」
「あぁー...」
青年は誤魔化すようにわざとらしい笑みを浮かべる。
「まぁ、話の流れから言えないのだろうな」
「はい、一応クライアントの案件扱いですので、今はまだ言えません」
「なら、もう一つ」
「はい、答えられることなら何でも」
「俺のやり残したこと、それをお前ら知っているのか」
「あー、それはですね」
青年が話だそうとした途端、視界が光に包まれていく。
”ご武運を祈ります。彼女が救われる結末にたどり着けますように”
遠くで声が青年の声が聞こえた。
(彼女だと、あやつ最後に重要な情報を吐き出しおって)
彼女という言葉。反射的に、それに当てはまる人物を脳内で検索する。しかし、過去の情景は寸前でシャットダウンされてしまう。
今の俺の記憶力では精々数日前が限界か。まぁいい。向かう先にどのような苦難が待ち受けようと、俺はその全てを乗り越えそれを達成するのだろう。
何せ俺は、地位も名誉も全てを手に入れた男。
“天勝 司”なのだから。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます