自分の姿

ある日、学校で通りすがりにふと見た真っ黒のテレビ画面。


少々調子が悪かったせいなのか。


猫背、睨み目、リュック、ジャージ、Tシャツ、

見慣れたの自分の恰好なはずだ。


しかし、反射して見えた自分の姿はまるで、

どこか見知らぬ他人を見ているようだった。


それほどまでに自分のことが嫌いだったのだろうか。

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