第31話 わし 行政サービスに力を入れる
頭痛い…うーむ風邪だな
抗菌薬飲んだが良くならない、ウィルスだな、風邪の症状の70%がウィルス性の物だ
生命誕生38億年の研鑽された免疫力を見せちゃる
ゴゴゴゴゴゴゴ…
ゴゴゴゴゴゴゴ…
好中球よマクロファージよ樹状細胞にヘルパーT細胞にB細胞にNK細胞にγδT細胞よ我はMHCクラスⅡで命ずる!!
我に宿りし悪を滅せよ!!!!!
……ぶえっくしょーい…!! ぐすん…
長引きそうだな…免疫系は順次発動してる魔法みたいなモンだな…栄養あるモン食って高めるか…
ちなみに、免疫グロブリンを活性化させるには短鎖脂肪酸やオリゴ糖やビフィズス菌おすすめ、冷えた米やバナナは短鎖脂肪酸豊富
さてインフレも工業力で供給力を上げて落ち着いたし次は行政サービスを充実だな、国民皆保険に病院だな
コンコン
カシム「カシムです」
わし「入れ」
カシム「報告書持って来ました」
カシム「水質改善で乳幼児の死亡が減り、流入者も絶えず人口が増えました、所で…人口に対して病院の数やベット数が多く無いですか?」
わし「行政サービスで無駄が多いと言う事は余裕があると言う事だ、それって良い事だと思わんか、わしらは、国民の幸せを願い平和で安心して働き健康に暮らして欲しいと思ってる非営利団体だぞ」
カシム「確かに…流行病や戦争がいつ来ても良い様に、余裕は大事ですね、あと国民皆保険ですか」
わし「全国民タダで良いんだけど、インフレも落ち着いたとは言えまだ5%〜7%と高い、んで国民からお金を回収してさらにインフレ圧をさらに下げようかなと」
カシム「具体的には」
わし「エネルギー利用料に水道料金に街道の関所や鉄道料金、国民健康保険料を取ろうと思う、金持ちからはしっかり取れ、所得の低い住民はタダ同然で良い、何ちゃって増税みたいなもんだ」
カシム「なるほど」
わし「インフレやデフレで料金は調節する、行く行くは人頭税は廃止しする、あれ平等な様で不公平だし、貧乏人も金持ちも一律って不公平でしょ」
転生前の消費税も、どう考えたって不公平な税だしな、インフレしてるなら理解は出来るけど
カシム「はぁ…難しいですね…でも大分理解出来る様になりました」
わし「まぁ金は信用創造で物やサービスの供給量(力)によって大量に発行出来るからな、会計上は国の負債(借金)として計上してるが、未来永劫、誰にも返せと言われんからな、いくらでも会計上の借金は増えて良いから無敵だろwww」
カシム「目から鱗ですよホント、あんなに金貨や銀貨がががが、とか言ってたのに紙幣で経済が回るんですから」
わし「まぁ、今はインフレしてるから、あんまり国の支出は増やせないけどな、では医者や看護師を育てる学校も作るのじゃ、来月にはリバティ港湾都市の造船所に行って進捗状況や駅都市の開発状況を視察する、行政官が悪さして無いかの確認もするのでお忍びだぞ」
カシム「はは!!」
次の月…
シュォオオオオオオ!! ゴッゴン…
わし「何じゃコレは…」
カシム「蒸気機関車でございます」
わし「そっちじゃ無い…マルス号ってなんじゃ!???」
カシム「蒸気機関車4号の名前は国民公募で…決まりました」
わし「……コレからは、公募に関しては必ず報告連絡相談する様に…」
カシム「す…すいません…。」
カレン「ふふww」
アリア「マルス号…素晴らしいではありませんか、名前からして神々しく、勇ましく、生まれてきた喜…」
わし「行くぞ」
アリア「あ…!!待ってくださ〜い」
おおおおー快適じゃ無いか!!
馬なぞ乗ってられっか!!
時速40キロ〜50キロくらいか、馬と違って休まず進むとか最高だわ
20キロおきに都市を作ってるから、各駅30分か…
いや〜1時間で自由都市に着くなんて、テクノロジー万歳!!
わし「今日はとりあえず、自由都市で宿泊だ、街を見て回ろう」
カシム「マルス帝国ホテルを予約してます」
わし「カシム君…チミ…まさか…」
カシム「公募で…」
アリア「マルス帝国ホテル…何という厳かな響き…まるで神に選ばれた様な…」ぶつぶつ
カレン「wwwwwww」
はぁ…先が思いやられる…
次回に続く…
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます