第29話 わし 大誤算
はぁ…やっと着いたわ…
王都を出発して3週間くらい
わしやっと帰ってこれた
160キロの行程なんて飛行機で10分レベルだぞ最速の新幹線「はやぶさ」や「こまち」でも30分だぞ!!
やってられっか!!
都民「おおおおお!!マルス様のご帰還だ!!マルス様万歳!!マルス様万歳!!カイン様!!アベル様ーー!!」
都民「常勝将軍を倒したシルビア様だ!!すげーーカッケェ!!」
都民「マルクス王国万歳!!マルクス王国万歳!!」
熱烈な歓待だなオイ…
喜んでくれるのは良いけどな…
はっきり言って疲れた!!現代人舐めんなよ
早くひとっ風呂浴びて、ふかふかのベッドで寝たい
わし私室
コンコン「カシムとジアンビです」
わし「はいれ」
カシム「この度の戦、おめでとうとございます!!」
わし「もう聞き飽きたわ!!」
ジアンビ「あれ有頂天では無いですね…機嫌悪いですね」
わし「つーかーれーたーの、早く資料とか計画書よこせ、風呂入って寝たい」
ジアンビ「……こちらです」
わし「ふーーむ…一応インフレは頭打ちか、どうすっかな…小都市で物価が落ち着いたら減税するとか言った手前、増税は出来ないしな、供給力の高まり方的に、今年中には物価も下がって行くと思うが」
ジアンビ「カシム様の試算ではインフレは落ち着いてくると出てます」
わし「政府の支出は抑えて供給力が上がるインフラや生活必需品のみに投資を絞るか」
ジアンビ「そうですね、政府の支出がまた新たなお金を生んでしまうので、絞るべきでしょう」
ジアンビは…なかなか見所あるな…
わし「失業率は5%か…フィリップ曲線的には少し少ないけど、最終的には完全雇用を目指したい」
ジアンビ「ふぃりっぷきょくせん?」
わし「まぁインフレ率2%くらいが1番失業率が減るのじゃ」
ジアンビ「そうなんですね」
わし「結局奴隷が邪魔なんだよなぁ、安価な労働力って使ってる側からすれば魅力的だが、国民の労働者からすれば最強のライバルだからな…」
ジアンビ「私もそう思います」
わし「今は高インフレだから、目を瞑るが…アイツらまで金持って物やサービス買い出したら、またインフレするし。失業者はインフラ系に雇用して行くか…」
ジアンビ「なかなか両立は難しいですね」
わし「交換所&預かり所は、銀行にするか…国営だから、あんま意味ないけど、住民サービスだね、金を借りられ過ぎない様にと、インフレ率が10%なので金利は12%で貸し出して、貸し付け額も300万マルクスまでにしよう」
物価上昇率以上の金利にすれば、お金を持ってる方が得になる=消費を抑えれる
ジアンビ「ぎんこう?」
わし「まぁ今と機能的には変わらん、ただ通帳を発行したり企業の通帳(口座)も作る、追って沙汰する」
ジアンビ「分かりました、詳しい司令書と説明をお願いします」
あとは出資法作って民間金融機関が誕生しない様にするか、通貨や紙幣の発行権は直接国がコントロールした方が安定するからな、今はバブルになっても困るし
国は信用創造によって幾らでもお金を発行し市場に供給出来る=市場にお金が増える
銀行は借り手が入れば、信用創造によってお金を発行出来る=市場にお金が増える
消費者金融は、自分の資産からお金を貸し出し金利で儲ける=市場にお金が増えないので基本的にイラネ
落ち着いたら地方創生だな、デフレになったらガンガン進めて行くか
わし「カシムよ、王都〜自由都市の間に1駅、自由都市からリバティ港湾都市まで80キロある20キロおきに駅を作り、駅中心に街を作れ、その街の収益は5%やる」
カシム「駅都市を任せる人物はどうやって決めましょうか?」
わし「収益権は各貴族や商人や地主で入札で決めろ、同時に東西にもレールを敷いて、どんどん拡張して行け、意見書や計画書通りに進めて良い、日用品や建材の工業化を中心に進めていけ」
カシム「はは!!」
さて…風呂だ風呂…
バン!!
キュリア「お兄様〜!!」
わし「出た!スーパーお姫様…ノックしなさい」
キュリア「うわぁ褒められたぁ」
わし「そう言う意味で言ったんじゃ無い」
キュリア「?」
わし「なんか用か?」
キュリア「そうそう、お兄様が探してた、ゴム?やお米?あったよ〜」
わし「マジか!!、わしもちょいちょい探してたけど無かったんだよね、キュリアでかした」
キュリア「うわぁ褒められたぁ、すごいのよ、帆も無いのにシュオオオオオオオオ!!って言って走る船があってね、ずいぶん遠くから来たんだって」
ガタッ!!
わし「マジか!!それは本当か??」
キュリア「うん」
わし「カシム!!ちちちち地図出して!!」
…そりゃそうか…重力も地球とほぼ同じで1Gはある、質量的に地球サイズはあるか、大国に囲まれて、どうしようとばかり考えてて、他にも大陸がある事を完全に失念してたぞ
カシム「こちらです」
マルクス王国がある、この大陸の名前はアトラス大陸オーストラリア大陸より2回りくらい小さい
わし「キュリア、どっから来たって言ってた?」
キュリア「なんかね〜東の果てから、色々な場所に寄って、ここまで来たって言ってたかな」
わし「カシム、このアトラス大陸以外は知ってるか?」
カシム「南に亜熱帯の島々があり、それ以南は分かりませんね…大きな大陸があるとか無いとか、東や西に関しては全然知らないですね」
わし「カシム!!リバティ港湾都市に造船所を作るぞ、これは国策で急務だ!!」
カシム「船?ですか?」
わし「ああ…計画書は追って沙汰する」
カシム「はは!!」
マジかよ〜不眠症になるわ!!!
次回に続く
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