セ界連盟 VS パ諸国連合 2021

昭和96年文月17日予告 ラクテンしか勝たんの日

　２年ぶりのセ界連盟とパ諸国連合との戦いは２日目を迎える。

　初日は、セ界連盟が勝利したが、このままクドウリャフカ同志が黙っているとは思えない。

　２日目の戦いは、かつて大震災の被災地であるラクテンラリアの首都仙台のセーメー平原で行われる。

　セ界の指揮官は柳ゴースト部隊、パ諸国は関係がありそうでない宮城であった。

　２の刻、ラクテンラリアに縁もゆかりない宮城が光の戦士佐藤に号砲を受けてしまうが、裏では柳ゴースト部隊が世紀末覇者拳王ラオウに号砲を返され戦局は均衡に戻る。

　３の刻、森の下ゲリラ作戦を展開したセ界連盟だったが、駆逐艦島内が丸罰信号弾右翼方面に着弾させ戦局は大きくパ諸国連合に傾く。

　その後暫くはパ諸国連合優位に戦局は進んだが６の刻、ラクテンラリアの追撃王則本は壺の大魔王との一騎打ちをする。

　壺の大魔王はかつてラクテンラリアに縁もゆかりがあった。

　軍配はラクテンラリアの追撃王則本に上がる。

　８の刻、昨日勲章を得た菊池忍軍が進軍すると内角魔眼使い坂本少佐がもののふギータを失態を突くことに成功。

　さらには、大島傭兵部隊がアツヲを油断させると鬼人丸手により坂本少佐を見事に帰還させ戦局は均衡に戻す事に成功する。

　ここで大島傭兵部隊が万歳突撃を敢行するが聖闘士が誤射したためそれも叶わずだった。

　戦局を均衡に戻したセ界連盟だったが、硫黄島決戦を召喚した裏では駆逐艦島内がまたしても丸罰信号弾を着弾させコブカタ飛行隊を帰還させる。

　この手柄により勲章は駆逐艦島内に行くのは時間の問題だった。

　すると、硫黄島決戦が解かれてスーパーセール高梨が指揮を執るではないか？

　この高梨もラクテンラリアに縁もゆかりもあった。

　９の刻、ラクテンラリアの守り神松井によりセ界連盟は沈黙。

　もはやパ諸国連合というよりはラクテンラリアしか勝たんだった。

　結局、セ界連盟とパ諸国連合は１勝ずつで停戦、来る伴天連達との戦に備えるのであった。