第4話1-4:続き


 「まさかそう来るとは‥‥‥」



 私は電車の中のいつもの場所のいつものシートでいつものWeb諸説の更新分を読み終わり思わずうなってしまった。


 想像を上回る展開!


 こうなってくると早く続きが読みたい。

 応援マークのハートボタンを押してちらっと評価を見る。



 「うわっ、やっぱり新しい章に入ってからの応援や評価が伸びてる。だよねぇ、毎日更新てだけでもすごいのにここでこの展開。ああ、続きが気になる!」



 よく思う。

 Web小説を書いてる人ってどうやって毎日あんな更新が出来るのだろう?

 以前読んでいたラノベの小説なんて半年に一回新刊が出れば良い方だって言うのに、無料で読めるこう言った小説ってどうなっているのだろう?


 タダでこんな素敵な小説が読めるなんて嬉しいけど、こう言った作者さんたちって一体何やってる人なんだろう?

 プロじゃない人が投稿しているはずだけど、正直プロの作家さんにも引けを取らないと思う。

 

 「やっぱりプロを目指している人たちなんだろうなぁ‥‥‥」


 前に何かの記事で見た事が有る。

 今や書店にはラノベが山と積まれ、漫画以上にその勢力を伸ばしている。

 そこにはWeb小説が書籍化したものも多くあり、書籍化に当たっては大幅に内容が追加されて書かれたり場合によっては物語自体が少し変わったりとしているらしい。


 「そりゃぁ大好きな小説だったらお金出しても読みたいけど‥‥‥」


 今のこのお話は毎日更新して物語がどんどんと進んでいる。

 私の通学の一時の楽しみ。

 もしこの小説が書籍化されたらやっぱり買っちゃうんだろうなぁ。

 

 その時にはWeb版とどう違っているのだろう?

 もしかしてお話自体が変わってるかもしれない?


 それはそれで読んでみたいかも。



 私はまたそんな事を思いながらニヤついてしまう。

 明日の続きが楽しみで仕方ないのだった。

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